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支配のそのさき。

「あ~あ、こんなに炭酸ジュースを下に垂らして~。もったいないから全部下のお口に入れて下さいよ?」 「ひぃっっ!!」  あいつはペットボトルをグイッと入れてきた。下を容赦なく拡張されると、異物の苦しさに耐えきれなくなった。 「くっ、苦しい…! も、もうっ…! やっ、やめろっ…――!」 「イヤのわりには下のお口は素直じゃないですか? まだ中に入るんじゃないんですか? ほら、こんな事をされたら堪らないでしょ?」 「うぐっっ!!」  あいつは指先で押してきた。そして、それを前後に動かしてきた。ペットボトルの飲み口が、前後に中をかき乱した。あいつは苦しがる俺を見ながら、悪戯し続けた。容赦なくやられると、痛みと苦しさに口からヨダレを垂らしてもがいた。阿川はそんな俺を近くでみながら冷たく笑っていた。異物を前後に動かされるとペットボトルに入っていた炭酸はドクドク溢れた。 「――まったく、嫌じゃないですよ。こんな事されてヨガるなんて。やっぱり貴方は素質ありますね。俺の目に狂いはありませんよ――」 「うぐっ…! ひあっ…! あぁああああっつ!!」  下からペットボトルを抜き取るとそれを地面に投げ捨てた。中を無理矢理かき乱されて全身はさらに熱く火照った。もうそこには、自分が知らないもう一人の自分いた。淫乱な姿をさらしている自分に一層、気が狂いそうになった。アイツは俺の淫らな姿に興奮した様子を見せると自分の下半身を触った。 「ッ…――!」 「どうしたんですか、葛城さん。嬉し泣きですか? ホントに貴方って人はイジメ甲斐がある人だ。アソコにペットボトルを入れられて、炭酸ジュースで中を洗われて、今最高の気分じゃないんですか?」 「ううっ…――」 「ねぇ、そうでしょ? ちがいますか? プライドの塊みたいな人が俺の前で見事な淫乱ぶりを曝すなんて堪りませんね。もっと貴方をイジメたくなりますよ。それこそズタボロにね。そしたら葛城さんは俺のモノになりますよね?」 「阿川、お前っ…―!!」  怒りに震えるとギロッと強く睨み付けた。 「なんですか? ド変態で淫乱な貴方は俺にそうされる事を望んでるはずですよ。あんな事されて嬉し泣きしちゃうような淫らな人なんですから――」  阿川は飄々とした口調で話すと次の段階へとことを進めた。完全にネジがハズレた奴になると、まったくお構い無しだった。腹が立ってくると唇をグッと噛み締めた。

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