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第14話(麗視点)
「麗、1番の料理できた?」
『はい!!出来ました』
清明様の元から離れてもう
1ヶ月が経った。
今は、雨露の店で料理を作って
いる。最初は覚える事が多く
大変だったが今では一通り
作れるようになった。
「麗は凄いよ。こんなに上手
に作れるなんて、盛り付け
も上手だし」
『ありがとうございます。
褒めてくれるの雨露さんしか
いないです』
麗は小学校の頃から料理を
習っていた。立派な使用人
になるために。
『明日の材料買ってきますね』
「あぁ、よろしく。後調味料
もお願いしていいかな」
『はい。行ってきます』
麗はそう告げ、店から出た。
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