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21※性描写
「……?」
じくじくとした痛みを覚え、中心部もその痛みに加え、震わせているのを感じながら、閉じていた瞼を恐る恐る開き、自身の胸を見やった。──が。
先端の左右に粒が二つ付き、その間に棒が貫通していた、小指の第一関節程度の長さしかない小さな物。
乳首に何を取り付けられたのか。
「……お前が他のヤツらばかり構うから、俺しか考えないようにするためのお仕置き だ」
「……あぁんっ!」
クリスマスプレゼント? と理解するが前に、その乳首をペロッと舐められる。
下半身のと同様に痛みが激しくて、触って欲しくはないのに。
と、思うのと同時に、何も考えられなくなるぐらい、もっと触って欲しいと思ってしまう。
この痛みの快感が続いてしまっているせいで、いつも以上に思考がおかしい方向へと行っている。
碧衣が「もう片方もやるからな」とまた冷たい物を感じ、慌てて、「待って」と言うが前に、鋭い痛みが走った。
「……~~っ!!」
また閉じてしまった瞼のその拍子に、雫が頬に伝う。
「こっちも、上手い具合に出来たな」
「……んっ」
軽く引っ張ったらしい。それでも、全身に電流が走ったかのように、鋭い痛みを感じた。
「引っ張るの、止めて……っ!」
「とか言って、ココをこんなにも垂れるぐらい悦んでいるクセに」
「あ〜〜っ!!」
スカートと捲られ、下着を下ろされ、外気に晒された陰部の先端を、指先でぐりぐりとされる。
今にも爆発しそうなその部分に、その刺激はあまりにも強すぎる。
「も、ぅ……やぁ……っ! 早く……早く、取ってぇ!」
腰をこれでもかと上げて、痛々しく張った中心部を振って主張する。しかし、その際に、何をしてなくても痛む胸を揺らしたものだから、さらにビリビリとした痛みを覚え、すぐに身悶えた。
すると碧衣が、「そうだな、」とおもむろにベルトを緩める。
「俺のを慰めてからな」
そう言って、下着ごとずらした直後、ぶるんっと勢いよく姿を現した。
赤黒く、葵人よりも大きいソレは、今にもはちきれんばかりに張り付かせていた。
あの夏祭り以来の碧衣のに、葵人は気づけば、釘付けになっていた。
「そんなにもモノ欲しそうな顔をしやがって。……あぁ、そうか。今の葵人は、あれ以来だったもんな。で、コレをどうして欲しいんだ?」
「……っ、……」
ゴクリと喉を動かす。
普段の自分であれば、そのようなこと一切言わないし、発情期の自分の言動は全然分からない。けれど、今の自分もきっとこう言うはず。
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