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第9話

次の日が休みの夜。 風呂に入った後、俺たちはその時を迎えた。 「あ……あの……痛くないですか……??」 「ん……っ、大丈夫……っ……」 自分で買ってきたジェルで雅美に孔を解してもらう。 自分が普段している事をされるという状況。 少し痛いけど、普段こうされている雅美の事を思えば耐えられた。 「繋さん……もう挿れてもいいすか……??」 指が3本、スムーズに出入りできるようになったと雅美が言ってくれたので、俺はいいよと返事をした。 「じゃあ……挿れますね……」 頬を赤く染め、興奮したその顔はとても色っぽくて見蕩れてしまう。 「あぁ……っ、繋さん……オレに挿れてる時……こんな感じなんすね……ッ……!!」 少しずつ挿入ってくる雅美の存在を感じながら、俺はそのいやらしい顔を見る事に夢中になっていた。 「繋さんのナカ……っ、熱くてオレの溶けちゃいそぉです……」 俺と手を繋ぎながら、雅美は乱雑なリズムを刻む。 「まさみ……っ……!!!」 時々物凄く感じる場所に雅美の先端が触れて、勝手に腰が動いてしまっていた。 「繋さぁんっ、そんなにされたらすぐイッちゃう……うぅッ!!!」 俺が腰を動かしてすぐ、雅美は俺のナカでイッてしまう。 「はぁ……っ、良かった……ちゃんとできました……っ……」 そう言って後片付けをしている雅美に俺は興奮してしまい、その身体を抱き締めてキスしてしまっていた。 「んぁ……あぁ……っ……」 俺の舌の動きに応えてくれる雅美。 「け…繋さん、オレにもしてください……っ……」 唇が離れると、雅美は上目遣いで色っぽくおねだりしてくる。 「ん……分かった……」 おねだりされなくても挿れてたけどね。 雅美に耳元でそう囁くと、俺はその身体を押し倒していた。 「何もしてないのにもう準備万端になってるね」 脚を開いてヒクついた孔を眺める。 こうなってしまったのは俺のせいなんだけど、それが嬉しくてたまらない。 「愛してるよ、雅美」 「繋さん……オレも……オレも愛してます……」 変わることのない想いを口にして、俺はいつものように雅美とひとつになった。

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