「うぅ……っ、繋さんのばか……ぁ……」 半べそをかいている雅美に、俺はごめんねと謝ってキスをした。 「責任もって綺麗にしてあげるから許してよ」 「ん……あぁ……あぁぁ……」 精液で濡れたジーンズを下着ごと足元に落とすと、肌に残るそれを舌で舐めとる。 その濃厚な味は、俺をますます興奮させた。 震えながらも立っている雅美の背後に移動すると、俺を受け入れてくれる場所に舌を這わせ、指でソコを拡げていく。 その度にいやらしい水音がどんどん大きくなり、雅美の喘ぐ声も同じようになっていった。 「あぁ……も……ほしい……繋さんの……いれてください……ッ……！！」 「ん……」 甘くねだる可愛い声に、俺は応える。 服を脱ぎ捨てると、ベッドに仰向けになり、雅美に上に乗るよう声をかけた。 雅美も生まれたままの姿になってくれると、興奮を抑えられないのがはっきりと分かる顔と呼吸とを俺に見せながら俺と繋がってくれて、それだけでイキそうになったけどなんとか堪えた。 「は……っ、すげーきもちいい……っ……！！！」 それなのに。 雅美が恍惚とした表情を浮かべていやらしく腰を動かすから、すぐにイッてしまった。 「あぁっ、出てるのに繋さんの……まだすげー熱くて堅い……ッ……！！」 「……っ、雅美、そんなにして大丈夫なの……？？？」 俺がイッてる最中もお構い無しに腰を振る雅美。 こんな激しいコトしてお腹に障らないのか不安になり、俺は尋ねていた。 「え……っ、だめすか？オレ…もぉすげーきもちくて……んあぁ……ッ……！！！」 俺の身体に雅美の熱い精がかかる。 「あぁ……っ、オレ、恥ずかしいのに、とめられない……ッ……！！」 イキながら、更に激しく腰を動かす雅美。 動く度に液体の滴る音が響いて、俺の僅かな理性を奪っていく。 「繋さん……突いて……っ、ココ、いっぱい突いてぇ……ッ！！！」 「！！！」 もう、無理。 乱れまくっている雅美に、俺はキレた。 「ひぁ……あぁぁぁ……ッ……！！！」 その腰を掴むと、1番好きなトコロを思い切り突いたり、先端でぐりぐりと刺激する。 「あぁッ、それ……ッ、それもっともっとぉ……っ……！！！」 一層いやらしい顔になっていく雅美。 起き上がってだらしなく垂れていた涎を舐めとると、俺はそのままキスをしながら腰を動かしていた。 「んぁ……あふ……んうぅ……ッ……！！！」 そんな俺に雅美は痛いくらい抱きつきながら俺の舌に応えてくれた。 「あぁぁ……ッ、すき、あいしてます、繋さん……ッ……！！！」 「雅美……っ……！！！」 アッカムイの話を忘れた訳じゃなかったけど俺たちは久しぶりのセックスに夢中になり、そしてこの日以降、時間と雅美の体調が良かったらその甘い時間を過ごすようになっていた。