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第16話

妊娠9ヶ月目。 雅美のお腹はかなり大きくなり、それに付随してなのか身体つきも更にむっちりとした、俺的にはいやらしいとしか思えない姿に変貌していた。 「うん、来月には産まれるだろうね」 アッカムイの所に行くとこう言われ、仕事が休みだった俺はこの後雅美と外食にでも行こうかと考えていた。 「あ、乳首マッサージ、ちゃんとしてる?」 「はい、してますけど」 帰ろうとすると、アッカムイが雅美に声をかける。 「ホント?さっき確認し忘れたからちょっと触らせて」 「え……っ……」 ニコニコしながら話すその言葉に、俺も雅美も言葉を失った。 「や……っ、ちょっ……うぅっ……!!!」 そうしているうちにアッカムイは雅美が着ていたグレーのTシャツを捲ると、その両乳首に触れ、パッと見かなり強めに引っ張った。 「な、何すんだよ、いきなり!!!」 「うーん、全然ダメ。もっとこうして柔らかくしなきゃ赤ちゃんが吸えないよ」 「い……ッ、痛てぇっ!!はなせ……ッ……!!」 乳輪と共に更に成長を遂げた乳首。 乳首マッサージ、本にも載ってたから俺も手伝ってたけど、不十分だったのか。 と、痛がる雅美を見て反省して俺だったけど、その声が痛そうな声から違うものに変わっていくと、そんな気持ちはどこかにいってしまった。 「ふふふっ、雅美くん、だんだん気持ちよくなってきちゃったかな」 「ち、違……あぁッ……!!」 「いいんだよ〜、気持ちいいって言って」 「ふ、ふざけんな、誰が…んぁぁぁっ……」 「ほらほらぁ、正直に言わないともっと淫らなカラダにしちゃうよぉ?」 「やぁっ、いやだ……っ、そんなの……ぅあぁぁ……ッ……!!!」 その瞬間。 俺の目の前を白濁とした液体が飛んだ。 それは雅美の乳首から放たれたもので、それと同時に雅美は大きく身体を震わせる。 「あっ、ごめんね、気持ち良くてイッちゃったんだねぇ……」 「は……っ、あぁっ、クソ……ぉっ……!!!」 目に涙を貯めている雅美の履いている白いハーフパンツは、ぐっしょりと濡れているのがはっきりと分かるようになっていた。 「繋くん、せっかくだからマッサージのやり方教えてあげるよ」 知りたいよね? アッカムイはそう言って、勝ち誇ったような顔をして俺の手を取った。

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