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第18話

森の中にある、小さな小屋。 俺はそこで、雅美を犯しながら自分もアッカムイに犯されかけていた。 「あっあっ、けいさぁんっ、ソコ、だめ……んぁあぁぁ……ッ……!!!」 壁に手をつき、いやらしく変貌した臀を突き出して喘ぐ雅美を堪能しながら好きなトコロを思い切り突く。 「あはははっ、雅美くんって相当淫らなんだね。そうだよねぇ、そうじゃなかったらこんなカラダにならないよねぇ……」 「ひぁ……ッ、やめろぉ……ぁあああ……ッ!!!」 俺の背後から雅美の下に移動したアッカムイはさっきのようにその両乳首を刺激する。 それで雅美の身体はビクンと大きく震え、俺のモノをギュウっと締め付けた。 「くぅ…………うぅッ……!!!」 堪らずイッた俺。 けど、まだこのまま続けられそうだった。 「かーわいいっ、繋くんのイキ顔、また見たいなぁ。あぁ、でもそうしたら挿れられないから我慢しよーっと」 「おい、ちょっとま……あ゙あぁッ!!」 雅美のところから戻ってきたアッカムイは間髪入れずに俺の背後に回り孔に勃起しきったモノを挿れてくる。 「ふふ……ッ、繋くん、そんなケモノみたいな声出してくれるんだ、嬉しいなぁ……っ……!!!」 「ゔぅ……ッ、クソ……ぉ……っ、うぁぁあぁ……っ……!!」 快楽に支配された身体は、アッカムイの動きに魅了され、何も考えられなくなっていく。 雅美と繋がりながら、俺はアッカムイと繋がり、絶頂を迎えてしまっていた。 「あーぁ、めちゃくちゃ気持ち良かったけど、激しいコトしちゃったねぇ。赤ちゃんびっくりして早く出て来ちゃったらごめんねぇ」 小屋の裏には露天風呂があり、アッカムイは汗だくになった俺たちをそこに案内してくれた。 (絶対、許せねぇ。けど……) めちゃくちゃ気持ち良かった。 そんな雅美のココロの声が聞こえて、俺も同じ気持ちだったから驚きながらもホッとしてしまった。 「繫くん、赤ちゃんの為にも雅美くんにマッサージたくさんしてね」 別れ際、アッカムイはあの嫌な笑顔でこう言って俺たちの前から消えた。 その日から俺は言われた通りマッサージをするようになったけど、雅美が毎回興奮してしまい、俺もそれに興奮してしまって毎晩セックスするようになっていた。 そんな日々が2週間くらい続いたある日の満月の夜……。

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