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春夏秋冬 6話 夏目
初めまして、夏目と申します。
僕はホモ、ゲイです。
ゲイ業界のちまたではデブ犬と言われています。
たぷんたぷんとお腹と俺のモノがぶつかるらしく、すごく気持ちがいいと評判です。
自慢じゃないけど、だいたい受けの子、中痙攣起こしてアヘ顔にさせちゃうこと多々ありです。
なので仕事帰りは新宿歌舞伎町に足が趣、可愛い男の子を探す日をしてます。
僕の上司、秋さんも絶対にエロいと思う、普通に抱きたい。
しかもエネマグラ気になってるんだよな。
きっと春風さんにお昼時間に遊ばれてたんだろうな、もしかして付き合ってるのかな?
いろいろ妄想しちゃう。
「ねぇねぇ、もしかしてナツさん?」
ゲイ名:ナツ
「君もしかして、この前の子?」
「わーい、覚えててくれたんだ、今日空いてたら遊んでくれない?」
「いいよ」
少し前に歩道で出会った子、ちょっと可愛いし、喘ぎ声が好きだったの思い出す。
「ホテル行こうよ」
「いいよ」
手をつなぎ、ホテルに入る。
簡単にシャワー浴びてさっそくお腹の下を舐めてくれるが、本当に見えない。
きっと可愛い顔でぺろぺろしてくれてるんだろうなと思い、勃起すると
「うわぁー嬉しいな、僕の気もちよかった?」
「うん、もう乗ってきていいよ」
騎乗位に誘うが男の子は
「うつ伏せがいい」と言い出したので体重をかけながら挿入すると
「ああっああっいいいい」
と言っていた。
「ああ、前立腺にあたってるぅぅ!!」
振れるだけ、腰を振りまくる。
「どう? いい?」
「最高///」
びくびくと中で痙攣している。
「はぁー」
ぐいっと腕を引き、騎乗位の体勢に
「やっ待って入るかな?」
「大丈夫だよ」
「だって、こんな太いの……」
そう、僕のものはほかの人は違う
直径6cmほどのものだからだ。
「さっき全部入ったから大丈夫だよ」
うまく誘い、中に入ってく。
「ううっうん」
あと少しのところで腰を下から打ち付けると男の子は「うぐっ」と一声上げた。
「ほら、全部入った」
「はぁはぁ……息苦しい」
「すごい、お腹張り裂けそうだね」
「ああ、本当にやっ……ダメ動いちゃ」
腰を上げ、奥を突く。
「あああああああああああああああ」
と男の子が叫びをあげ、絶頂を迎えた。
ビクビクと全身が震え、アヘ顔を僕の前にさらす。
「じゃぁまたね」
お金の関係ではない、体だけの関係を繰り返す。
そして、僕は思わぬ現場を見てしまった。
「あれって、秋さん??」
数人の男に絡まれている。
それにあの顔知ってる、確かシフォンって店のオーナーで特に可愛い子しか取り揃えてない店だ。
僕も利用したことある。
1人考えていると、仲直りしたのか笑ってお店に入っていく。
秋さん、あんな顔もするんだ。
少し得した気分になり帰宅した。
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