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BLを書き続ける理由が見えてきた
みなさま、こんばんは。たいらごうです。
BLを書き始めた理由は少しお話ししましたが、じゃあ今後、BLを書き続けるのかというお話を今回はしようかと。
といっても、自分の考えを整理するためにこれを書いているというのもあって、書いていくうちにいろいろ考えがかわるかもしれません。まあ、それもいいでしょう。
そもそも私はこういう考えを持っています。
『エロティシズムは文学の極み』
・・・かっこいい? かっこいい?
これ、「小説家になろう」で小説を投稿し始めたときから持ち続けているポリシーです。
いやいや、あんた、えろえーろを書きたいだけちゃうんかい!
まあ、そんな突っ込みも聞こえてくると思うんですが・・・
まあ、そのせいで、警告食らっちゃいましたしね(笑)
文学とは何か。この定義はいろいろあるのかもしれません。
私は「実存主義」の立場をとっている人間です。「こうであるべきだ」ではなく、「現実として今こうなんだよ」ということを尊重する考え方ですね。
ですので、「人間とはこうである」というものを小説に描きたいと考えています。
で、ですよ。人間には理性があります。でも、そんな「理性的な」姿は人間の本当の姿ではありません。
なので、理性を一皮むいてみましょう。
なかから、欲望という名のどろどろとした液体が出てきたでしょう?
汚い!汚らわしい!この、俗物が!
それを描くのも、もちろん文学だと思います。
でも私は、それをさらに一皮むいてみたいのです。
そこにあるものはなんなのか。
人間から、理性と欲望をそぎ落としてなお、残っているもの。それが「本能」だと思うのです。
人間の本能。そこに存在するのが、「エロス」と「タナトス」。生と死という二つの相反する本能が、人間のピュアでコアな部分に存在しています。
そこ、なんですよ。そこを描きたい。
で、ふと思ったのです。
男女の性行為には、どうしてもそのような純粋な本能とは別の要素が絡んできます。ええ、それが「種の保存」、つまり子孫を残すというものです。
いやいや、それも「本能」では? そう思うかもしれません。
でもそれは「種族」としての本能であって、「一個体としての人間の本能」ではないのです。
もう、お分かりですね!
男同士なら、そのような要素を一切排除した、ピュアでコアなエロスとタナトスの世界が描けるのではないか。
そこに、「文学」がある。
なので、オメガバースはその要素をBLに入れてしまうものであり、あくまで私にとってはですが、魅力がないのです。
ただ、勉強はしないといけません。そこにも創作の糧となるものが数多くちりばめられているでしょう。
フォロワーさんの新作がちょうどオメガバース物だったので、少し勉強させていただこうかと。そう思い読み始めました。
・・・途中で挫折したらすみません^^;
私がこれまで書いてきたものの中には、男女の恋愛に関するものもいくつかあります。時間があれば、それをBLに再構成したものをこちらに投稿しようかと、そんなことも考えています。いつになるかは分かりませんが^^;
ということで、今回はこの辺にしておきましょうか。
ではみなさま、また次回に!
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