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男の子を好きになったら・・・ダメなのかな②

皆さまこんばんは。桜を見に行ったのですが、まだ咲いていなかったので、買ってきたイチゴをやけ食いしているたいらごうです。 「全てノンフィクション」ということでお話ししてますが、さすがに名前はノンフィクションにできません。  相手の男の子の名前をどうしようかと思ったのですが、せっかく?ですので、フォロワー様からお名前をお借りして、「ツカサ」とよぶことにします。 では、続きを。 ※ ※  布団の中での内緒話。  どうなんでしょう、12、3歳と言えば、そろそろませてくる頃でしょうか。女の子への興味もマックス状態のはず。  林間学校には女の子も参加していました。もちろん、寝る場所は違っていましたが。  二人顔を触れるくらいに近づけて、誰がかわいいだの、どういう子が好きだの、そんな話をしていました。  だから私は、そんな話で夜が過ぎると思ってたんです。ところが、です。 「ねえ、あのさ」  突然ツカサが、恥ずかしがり始めました。女の子の話をしているときは、そんな様子はなかったのに。 「なに?」 「あのさ……ゴウくんのおちんちん、どんなの?」 「へ?」  いや、まあ、男の子って、実は「おちんちん」にも興味マックスなのです。でもそれは、「他の人のものってどうなんだろ」という興味、と言えるでしょうか。 「え、どうって言われても」 「オレの、ちいさいくて。ゴウくんのは?」 「どうだろ……普通じゃないかな」  もちろん、誰かと比べあったわけではありません。それに私は、おちんちんなんかより、女の子の身体の方に興味がありましたし。 「ねえ」 「なに?」 「触っても、いいかな。ゴウくんの」  それが、二人の『秘め始め』でした。

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