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拘束プレイ④
「さて……次はどれを、使おっか?」
ベッドに並べられた、複数のバイブ。
細いモノから、何やらイボのようなのがついた極太のモノまであり、それを見た僕はちょっと泣きそうになってしまった。
「大丈夫だよ?大晴。
大切なお前に、いきなり突っ込んだりはしないから。
でもしつけはちゃんと、しとかないとな?」
その言葉の意味が分からず、じっと彼の濃灰色の瞳を見上げた。
すると彼は意地悪く口角を上げ、告げた。
「だってお前、気持ちいいのが大好きだから。
……だったら俺でしか逝けないように調教しといたさえ、もう余計な心配しなくて済むし」
そして彼はオモチャの中から一番細いタイプのモノを手に取り、ペロリと僕に見せ付けるみたいに舐めた。
「30分間我慢出来たら、オモチャは終わりにしてやるよ。
だけどもし、|こんなの《・・・・》であっさり逝ったら……。
また全部最初からになるから、頑張れ」
今度はローションの入ったボトルを手に取り、彼はもう一度にっこりと微笑んだ。
***
手首を縛られたままの僕は、あっという間に下はすべて脱がされ、半裸に剥かれてしまった。
「ほら、力抜けよ。
どのみち突っ込まれるんだから、痛くない方が良いだろ?」
いつもみたいにローションを使って軽く指で解したあと、先ほどのバイブを僕の後孔に擦り付け、少しずつ挿入しようとする早乙女くん。
だけどそんな異物を入れられるのは初めての事だし、どうしても嫌悪感が勝り、自然と力が入ってしまう。
入り口に当てられたまま、突然入れられたスイッチ。
人から与えられるのとはまるで異なる、無機質な刺激だというのに僕のカラダは淫らに反応し、震えた。
そんな僕を見下ろしたまま、呆れたように早乙女くんはフッと小さく嗤った。
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