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危険な遊び 2

視線に気付いたリチャードはにやりと笑い、下腹部を見せ付けるように腰を押し付けて来る。 「なんだ? 今更怖くなったのか」 「んっ、いえ、その……あまりにも大きかったので驚いてしまって」 戸惑いながら正直な感想を口にすると、リチャードは一瞬驚いたように目を見開きそしてククッと肩を震わせる。 「何を言い出すかと思えば。そんな可愛い事言われたら止まらなくなりそうだ」 それだけ言うと本格的なキスを開始して来る。食いつくような激しい口付けに呼吸もままならない。苦しくなって顔を背けてもまた追いかけて来て直ぐに唇を塞がれてしまう。 歯列をなぞり、リチャードの熱い舌に絡め取られる。キスの合間に見えるリチャードの少しウェーブがかった金色の髪が照明を受けてキラキラと輝いて見え、甘いブルーの瞳と目があってドキッとした。 「ん……っ」 キスに夢中になっていると、突然胸の突起を摘ままれ壮馬はびくりと身体を震わせた。指の腹で押したり摘まんだり弄ばれると、徐々に芯を持ち始めるそこに羞恥を覚える。 「あっ、やだ……そこばっかり……」 執拗に乳首を責められ、壮馬は身を捩って訴えたがリチャードはやめるどころか面白がってますます激しく攻め立てて来た。 コリコリとした感触を楽しむかのように爪先で弾かれ、反対側にも吸い付かれる。時折甘噛みされると、ジンとした感覚が下半身にまで伝わって来て、息が乱れてゆく。 「ぅっ、は……っ」 手の甲で口元を押さえていなければとんでもない声を出してしまいそうだ。 「声、我慢するな」 「で、でも変な声が出そうで」 「出せばいいだろう? ここには俺とお前の二人しかいないんだからな」 言いながら耳たぶを甘噛みし、熱い舌先が首筋を辿り鎖骨、胸板へと降りて来る。指で散々弄られたそこを口に含まれ敏感になった部分がジンと熱を持って痺れた。

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