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危険な遊び 6
「ん……っあ!」
ぞわっと全身の毛が逆立つような感覚に思わず声を上げた。 リチャードが指を閉じたり開いたりして固い窄まりをゆっくりと解し、中を押し広げる。異物感と圧迫感に身体が強張り、シーツを強く握り締める。
「……はっ……、うっ……」
「息を吐け。止めたら辛いだけだぞ」
「ん……っ、わか、な……っ」
そんな事言われても自分ではどうしようも出来ない。息の仕方を忘れてしまったかのように無意識に力が入るのだ。
「たく、しょうがないヤツだな」
腿から腰の柔肉を揉み込まれ、徐々に力が抜ける。その隙に更に奥深くへ指が入って来て、ある一点を撫でた時、壮馬の身体がびくりと跳ね上がった。
「ひ、あっ!? な、なにっ?」
「ここ、だな」
「ぁあ!!」
立ていた膝ががくがくと震え、上手く力が入らない。逃げようとする腰を押さえ付け執拗にそこを押され、一度射精しておさまっていたソコに血液が集中していくのを感じて壮馬は慌てた。
「あっ、駄目っ、そこ! 止めて下さいっ」
ブンブンと首を振って訴えると、リチャードは苦笑しながら指を引き抜く。
「ソウマは”駄目”ばっかりだな」
「……ッ、すみません」
「謝るなよ。でも、これから先は駄目とか嫌とか言っても聞かないからな」
うっすらと汗ばみ張り付いた前髪を指で梳きながら額に口付けて、片足を持ち上げると、先ほど見て衝撃を受けたモノを押し付けて来る。
「ちょっ……そんな大きなのは入らないですって」
凶器のようにそそり勃つ巨大な性器にギョッとして壮馬は青ざめた。
自分のモノだってそこそこ大きい方だと自負していたのに、リチャードのはそれ以上にデカい。
無理です、と訴え腰を引いて逃れようとしたが、リチャードはそれを許さず壮馬の腰を抱き寄せ、体液で濡れた先端を押し当てて来た。
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