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02-7.
「このまま、帰るわけにはいかないだろ?」
レオナルドの頬に擦りつけながら、陰茎を上下に擦る。
「時間はかかるけど仕方がないよな? レオナルドが舐めたくないって言うんだから」
ゆっくりと触れているだけだ。
嫌がるレオナルドを宥めるかのように左手で髪を撫ぜているからだろうか。右手は時々動かしているだけで興奮を宥める気があるのか、わからない。
「誰かが様子を見に来るかもしれないな」
陰茎で軽く頬を叩かれる。
「使用人に見てもらおうか? 大事に育ててきた坊ちゃんが良いように扱われているのを見せられたら怒り狂うだろうな」
粗雑に扱っているのにもかかわらず、萎える気配はない。
それどころか、レオナルドが嫌で仕方がないといった表情を浮かべていることに対して興奮をしているようにも感じられる。
「レオナルドが俺のものになる切っ掛けをくれたアルフレッドにでも見せつけてやるのもいいな」
アルフレッドの名を聞き、レオナルドの表情が固まった。
……何を考えているんだ。
嫌がらせのつもりだろうか。
それともレオナルドを辱めることすらも快感になるのだろうか。
「仲が良い兄弟なんだってな? 貴族にしては珍しいくらいに可愛がっているらしいじゃないか」
半起ち状態の陰茎を頬に押し付けられている状態のレオナルドは僅かに顔を動かし、視線をジェイドに向ける。
……不愉快だ。
後頭部を押さえられたままであるが、多少、動く分には問題はないのだろう。
強引に口の中に突っ込まれないのは、情けをかけられているからだろうか。
「どうした?」
優しく問いかけられる。
「口でしたくなったならいつでも言えよ」
……時間が立てば、飽きるだろうか。
頬に当てられている陰茎が萎える気配はない。それどころか、半立ち状態だった陰茎に熱が溜まりだし、少しずつ固くなっていっている。
……立ち入るなとは言ってあるが。
命令に従順な使用人たちはレオナルドの言葉に従い、入室はしないだろう。
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