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03-15.
「ひっ」
ジェイドの指はレオナルドの尻穴に触れた。
固く閉じられている。そこは排出する為の器官であり、中にものを入れるところではない。
ジェイドの陰茎や腹を汚している精液を指で絡め、戸惑うことなく穴に指を入れる。
「いっ!」
レオナルドが違和感と痛みで声をあげた。
それに気づいたのだろう。
「痛いのは最初だけだ。すぐに気持ちよくなるから」
ジェイドはレオナルドに微笑みながら言った。
その間も指は穴の中で動かされる。まだ一本しか入っていない。その不快感は先ほどまで与えられていた快感とは異なるものだった。
「や、やだ。やめて、ジェイド」
震える声で縋りつく。
それすらもジェイドを煽るだけなのだと自覚はないのだろう。
「大丈夫。大丈夫」
ジェイドは子どもを宥めるかのようなことを言いながら、レオナルドの涙を舌で拭う。今まで体験をしたことがないことばかりで戸惑うジェイドを宥めるつもりなのだろうか。
顔を舐められてレオナルドは嫌だと言うかのように顔を背けた。
その間も穴を広げようとする指は動き続ける。最初は一本だけだった指が二本に増え、穴を広げようとするかのような動きに対して最初のような嫌悪感は徐々に薄れていく。
「ひゃあっ!」
甲高い声が出た。
身体に電撃が走ったのではないかと思うほどの快感が一瞬で引き起こされた。
「ここ、気持ちいいだろ?」
ジェイドはその反応を見逃さなかった。
レオナルドが快感を得る場所を指で擦ったり押したりする。
「前立腺って言うんだ。よく覚えておけよ」
前立腺を擦る。時々、思い出したかのように強く押す。
それらを繰り返していると二回射精をしたことを忘れてしまったかのようにレオナルドの陰茎は再び固さを持ち始め、立ち上がっていた。
それに気を良くしたのだろう。
ジェイドは三本目の指を穴にいれ、激しく前立腺を刺激する。
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