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03-17.
「んぐっ!?」
レオナルドの悲鳴のような声が漏れた。
塞がれた唇の中はレオナルドが望んだように舌を絡ませ合い、貪りっている。それと同時にゆっくりと解された穴にジェイドの陰茎が入り込む。
その質量と本来ならばものが入る場所ではない異物感が恐怖に繋がるのだろう。
「んっ」
レオナルドの眼は見開かれた。
抗議をしようとしても、自らが望んだとおりに唇は塞がれており舌が絡み合う快楽ばかりが与えられる。至近距離で見えるジェイドも欲情を抑えきれていない表情を浮かべており、それがさらに互いを興奮させる。
「ひゃっ!」
唇が離されたとの同時に中に入り込んだ陰茎が前立腺を擦る。
指で弄られたことにより腫れているのだろう。集中的に前立腺を擦られるだけでまた達してしまいそうになる。
「んぁっ、んんっ」
……なんだ、これっ。
声にならない。
レオナルドの口から洩れるのは言葉にならない喘ぎ声ばかりだ。
「狭いな」
ジェイドは腰を押し付けるようにレオナルドの体内に陰茎を挿入する。
半分ほど入ったところだ。
本来、他人を受け入れるように作られていない場所は狭く、何度も達したことにより動かされるだけで軽く達しているような状態が維持されているのだろう。
挿入をしただけで達してしまうのではないかと思うほどに締め付けられる。
「レオナルド。力を抜けるか?」
「む、りっ。抜けって、ばかっ」
顔を真っ赤にしたレオナルドの呼吸は荒い。
涙目になっているのは腹部の違和感によるものか。それとも、それすらも快感として身体が受け入れようとしている現実を受け入れられないのか。
「酷いことを言うなよ。お預けはあんまりだろ?」
ジェイドも余裕があるわけではない。
感情のままに腰を打ち付けて鳴かしてしまいたい欲望を堪えながら、レオナルドの唇に触れるだけの軽い口付けをする。
それだけでは物足りないと言いたげな顔をするレオナルドを見ていると、理性を手放してしまいたくなる。
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