133 / 155
03-21.
その魔法薬をレオナルドの尻穴の中に流し込む。
両足を持ち上げられているのにもかかわらず、レオナルドは起きる気配はない。呼吸はしているので問題はないだろう。
……あんまり見るもんじゃないな。
そう思いつつも目が離せない。
先ほどまでジェイドの陰茎が挿入されていたところに魔法薬を流し込む姿は欲情してしまう。
一回射精しただけのジェイドの陰茎が立ち上がる。
もう一度、快感を得たいと訴えるかのように主張している自覚はある。
「これで終わりか」
空になった瓶をゴミ箱に投げ入れる。
それからレオナルドの足をゆっくりと下ろしていく。
「……服を着せてやらねえと」
床に落ちた服と下着を拾う。
レオナルドを起こさないように最善の注意を図りながら、着せていく。
……こんなもんか。
なんとか着替えさせることは出来たが、少々、乱れているのは仕方がないだろう。レオナルドが風邪を引くことがないように布団を首元までかける。
そして、ジェイドは床に落ちている自分自身の下着と服を身に付けていく。
……今なら測れるよな。
勝手なことをするなと怒られるだろうか。
不意に頭を過ったことを振り払う。
……今度、頼んでみよう。
レオナルドの隣に寝転がる。
そして、気持ちよさそうに眠りに落ちているレオナルドを抱き締め、ジェイドも目を閉じた。
* * *
ともだちにシェアしよう!