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第13話 地下室の奴隷たち~「ザーメン搾り隊」①~※

 それから1時間が過ぎ。  床すれすれまで連なった10個ものシルバーボールにチンポを引っぱられたNo.45の少年が、息も絶え絶えに喘いでいたころ。  5人の少年たちが、フロアに新たに姿を現した。  彼らは、三角形のシースルーのブラジャーと、レースのTバックパンティだけ、身に着けていた。    パンティは、股間の部分が丸く切り抜かれており、細いベルトにつながったレザー製のコックリングで、玉袋とチンポの根もとが締めつけられている。  コックリングからつながったチェーンの留め具は、黒い鋲のついた首輪に引っ掛けられており、首輪からチェーンを外せばチンポをじかに引っぱれるようになっていた。  それぞれ、ひとりずつ、テーブルの前に立った少年たち。  彼らの額に数字は描かれていない。  人気投票で上位に選ばれた彼らは、モノではなくヒトとして、客と接することがゆるされている特別な奴隷だった。  彼らの役割、それは―――― 「こんばんは、紳士のみなさま――」  10センチはある赤いピンヒールを穿いた少年たちが、それぞれのテーブルであいさつする。 「今夜もみなさまの逞しいザーメンミルク、いただきにまいりました♡」  左手に抱えたピクニック用のつるバスケットには、客たちが自由に使える、ローターやバイブレーターや、ローションなどの責め具が入っていた。  そして右手にはビールジョッキ。  このジョッキを、客たちのザーメンで満タンにしてもらうこと。  それが彼ら――「ザーメン搾り隊」の任務だった。  1番テーブルの担当になったのは、158センチと小柄で、美少女のような可愛らしい顔立ちをした少年だった。  いつも何かに怯えているような、ふるえる大きな瞳が、ドS紳士たちの支持を集め、「ザーメン搾り隊」のなかでもトップクラスの人気を誇っている。 「よーし、まず、いつものチェックだ」 「は、はい……」  荷物を床に置いた少年は「失礼します」と客たちに背を向け、両足首を手でつかんで尻を高く掲げると、 「ど……どなたか――おマンコチェック――お願いいたします……」  と客を振り返った。 「ワシがやってやろう」   意気揚々と立ち上がった客が、少年の尻の割れ目に食い込んだTバックをつかんでずらす。 「ふん。ケツ穴まわりはきれいだな。余分な毛もない」 「あ、ありがとうございます……」    客は、ピンと張ったTバックで少年のアナルからタマ袋のあいだを、グリグリと寒風摩擦のようにこする。 「ふっ……うっ……ううっ……んッ……!」  敏感なところを刺激され、少年は、突っぱった脚をガクガクさせる。   「外は寒いからな。あっためてやろう」  Tバックの紐をほどき、パンティを脱がせた男は、少年の前に回り、 「手を頭の後ろで組め。足を大きくひらいて、胸を前に突きだすんだ」  と命じる。 「はっ……はいっ……」  ピンヒール姿でふんばる少年のチンポに、パンティをかぶせた客は、 「そらっ。チンポ、あったかくしてやるからな」  と笑いながら、少年の亀頭を布でゴシゴシこすった。 「……ほっ……おおっ……んッ……!」  強烈な摩擦に、少年はビクッ、ビクッ、と腰をくねらせる。 「おや。おマンコがピクピクしはじめましたよ」  立ち上がった客が、少年のアナルを覗き込む。 「ほんとうだ」  別の客が少年の尻たぶに手をかけ、左右に押し拡げると、 「キュウッ、キュウッと物欲しげにヒクついてますな。――何か入れてほしいんじゃないですかね?」 「なるほど。……でしたら、下剤入りの媚薬なんてどうです? このコは、ウンコを我慢する顔が絶品ですからな」 「それはいいアイディアだ」 「うっ……! あぁッ……!」  首の鎖を外され、コックリングにつながったチェーンを引かれチンポを持ち上げられた少年は、苦痛に顔を歪める。  さらに別の客が、少年のブラジャーを下げ、乳首をつまみ出す。  少年の乳首は、まだそんなに肥大化しておらず、さくらんぼのようにきれいなピンク色をしていた。  そのやわな乳首を、客の太い指でこねくり回され、ぐいぐいと引き伸ばされた少年は、「あっ……ふっ……んっ……」と鼻にかかった声をあげる。 「乳首でも感じるのか。このメス豚め」 「はっ……はいっ……ち――ちくびっ……気持ちいいですっ……」 「だったら、豚みたいにうれしそうに鳴いてみろ」 「……はっ、はいっ――ブッ……ブヒッ……ブヒッ――イーッ……!」  3人の客に、コックリングのチェーンを引かれ、チンポをパンティでゴシゴシしごかれ、乳首を指で蹂躙される少年。  アナル調教に余念のないもうふたりの客は、黒服に用意させた下剤入りの媚薬ローションとアナルシリンジを手に、 「まずは100mlからいきますか」  ひとりが尻穴をひらき、もうひとりが注射器を抽入する連携プレーで、浣腸をはじめた。  ヌプッ、と遠慮なくアナルにぶっ刺さった注射器と、腸内に注ぎ込まれる液体。 「……あっ……くっ――苦しっ……」 「こら! しっかり立ってろ!」  よろめいたところを、コックリングのチェーンを持ち上げられ、チンポを引っぱられる。 「うっ……くっ……ウッ……!」 「面倒くさいから残り全部入れちゃいますか」  コポコポコポッ……とシリンジに吸い上げられた下剤入り媚薬ローションを、立て続けに抽入された少年は、脂汗を浮かべる。  ゴロゴロゴロッ……と稲妻のように鳴る腹。  ――すべて入れ終えたころには、少年の腹は、パンパンに膨れあがっていた。 「ははっ。まるでカエルですな」 「なんて無様な姿だ」  客たちは、愉快そうに笑う。   「ぜったいにもらすんじゃないぞ、わかったな」 「は……はい……」  浣腸液のなかに混ぜられた媚薬は、少年の尻穴に、唐辛子でも塗りこめられたような強烈な疼きをもたらしていた。  が――それ以上につらいのは、腹のなかで回りはじめた下剤だった。 「あっ……」  プスッ、プスゥ~ッ、という間抜けな屁の音が、少年の尻穴から漏れる。 「おや? なんだ、いまのは」 「も……申し訳――ウッ……!」  ブッ。ブッ……ブブッ……ブブ~ッ……。  とまらないおならに、少年は顔を真っ赤にする。 「こら。ちゃんとケツ穴、引き締めておけ!」  下腹部を拳で殴られ、尻穴から、ピュッ、と浣腸液がこぼれる。 「あっ……も――申し訳ございませんッ……!」  床に這いつくばった少年は、こぼした浣腸液をレロレロと舐める。そうしているあいだにも、肛門の入り口までせり上がってきた排泄感に、 「ああっ……も……」  羞恥と苦しさに顔を歪め、 「も……もう――出てしまいそう――です……」  涙目で客たちを見上げる。 「だらしないヤツめ。これくらい我慢できないのか」  尻を革靴で蹴り上げられた少年は、「アッ」と跳ね上がる。とたん、アナルからブチュッ、と腸液混じりのローションが飛び出す。 「くっせぇなあ。クソもらしやがって」 「まったく、こらえ性のないケツマンコだ。ほんの数分もたえられないとは」 「どうします? このまま出させますか?」 「いや、もう少し我慢させましょう。ケツの疼きに堪えながら、イラマチオさせたほうが面白い」 「賛成です。では、栓をしますか」 「ウッ……ウッ……くっ……!」  漏らさぬよう尻を高く掲げ、猛烈な排便感をこらえる少年に近づいた男たちは、少年の背を蹴って仰向けにさせる。  そして両側から、足をガバッと開かせ、オムツを替える赤ん坊のようなポーズをとらせると、 「そら。これで汚いクソ穴閉じてやるぞ」  少年のアナルに極太のアナルプラグをねじ込んだ。

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