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第22話 奴隷たちの日常②~「椅子」編(小スカ)~※

 303号室、304号室、305号室、201号室は、「テーブル」奴隷が5人ずつ。  202号室、203号室、204号室、205号室には、「椅子」奴隷が5人ずつ、入れられていた。  彼らも、「蝋燭スタンド」たちと同じワンピース姿で、貞操帯、アナルプラグを装着されていた。  ただし、「椅子」奴隷たちは、椅子役だけでなく、フェラチオや浣腸を客に強いられることも多いため、別メニューでさまざまな訓練を受けていた。  1時間ぶっつづけチクニー、ディルドーピストンを使ってのディープスロート特訓、貞操帯を外してのチンポトレーニングなど……。  チンポトレーニングで、いちばん過酷なのは、尿道拡張とチンポ振り回しだった。    ワンピースを脱ぎ、貞操帯を外され、膀胱に尿がパンパンに溜まった状態のまま、ブジーを入れられていく。  その日のブジーの太さは、18ミリだった。 「……ウッ……! アァァッ……!」  先端の丸い輪に鈴のついたブジーが、ズブズブと尿道にねじ込まれる。  いつもの――頭の後ろで手を組んだスクワットポーズの奴隷たちは、「くっ……! うっ……!」とその痛みをこらえる。  5人全員、ブジーが入ったところで、 「そのまま、チンポをブンブン振り回せ。100回できたヤツからションベンさせてやる。数えるときは、ちゃんと、1クリチンポ、2クリチンポってアホみたいに叫ぶんだぞ」  茶髪のスタッフが命じる。 「はっ……はいっ……!」  うなずいた少年たちは、次々に、「うっ……いっ、いちくりちんぽっ……にっ、くりっちんぽぉッ……!」と腰をヘコヘコさせ、チンポを回しはじめる。  チャリンチャリンとブジーの鈴の音が鳴り響くなか、床に座ったスタッフは、少年たちの必死なチンポダンスを見もせず、スマホをいじりはじめる。 「……あっ、ひゃっ、ひゃくクリチンポッ……プルプルッ……終わりましたっ……」  数分後。  息もたえだえにひとりの少年が申告すると、 「あ? 早いな。まだこのエロ動画終わんねーんだわ。もう100クリチンポ追加な」  スタッフは目もくれず、いう。 「えっ……?」 「他のヤツも全員追加だ。200クリチンポまでやれ」 「……はっ……はい……」   「……ひゃっ……ひゃくはちっ……くりちんぽっ……ぉっ……」 「……ひゃくよんじゅっ……ななっ……くっ……くりちんぽっ……」 「……ひっ……ひゃっ……ひゃくっはちじゅうきゅっ……うっ……くっ、りっ、ちんぽぉぉっ……」  脚をガクガクさせ、後ろに回した腕をプルプルふるわせながら、脂汗を浮かべた奴隷たちは、憐れなクリチンポダンスを続ける。  そのあいだ、スタッフはスマホのエロ動画に、「おっ……すげっ……!」とマスをかきはじめた。 「……お……おわ……り…ま……し…た……」 「ん? おっ、ちょうどいい、おまえこっちに来い」  一番に名乗りをあげた48番の少年を呼び寄せたスタッフは、その頭をまたぐらに押しつけた。 「そろそろ出そうだからッ……全部飲めよっ……!」  喉奥まで突っ込んだ少年の口のなかに、ザーメンをぶちまける。 「ふっ……ウゥッ……!」  じたばたもがいた少年は、スタッフの濃いザー汁をすべて飲み干す。 「ふー、すっきりした……」  便所替わりに使った少年の口からペニスを抜いたスタッフは、「……そういえばおまえ、昨日客に出させてもらえなかったよな?」  思い出したように聞く。 「……は……はい……」  それを聞いたスタッフは、「ふぅ……ん」と何か考えてから、 「よし。ションベンさせてやる」  少年の前に、大きなステンレスのタライをドンッ、と置いた。 「あっ……ありがとうございますっ……」  立ち上がった少年は、手を腰の後ろで組む。  そうして、ブジーを外してもらい、排尿するのがいつものルーティーンだった。  だが――その日は少し違った。 「そのまえに、チンポしごかせてやるよ」 「えっ……?」    少年のブジーを半分ほど引き上げ、 「昨日から出してないなら射精したいだろ? さっきのごほうびに、特別にチンポしごいて、イかせてやるよ」  オナ禁が絶対の奴隷にとって、それは信じられないごほうびだった。 「ほ……ほんと……ですか?」 「あぁ。ザーメン出してからションベン出せ。わかったか?」 「はっ……はいっ……!」  スタッフがブジーを引き抜く。 「オナニー開始!」 「はいっ……!」    嬉々として手を前に回した少年が、腰を落とし、つかんだチンポを、「フッ……! おっ、おおんっッ……!」と右手で擦り上げる。 「おっ、ほっ、ほっ……ほおっ……んっ……! イッ……! イイッ……! きもちイッ! ナマちんぽぉっ……! きもちイイよぉッ……!」  頬を紅潮させ、舌を出しながら一心不乱にチンポをこする少年。 「アッ――イッ……イグッ……!」  まさに絶頂にのぼりつめようとしたその瞬間―――― 「オナニー、やめっ!」  スタッフが突然、少年の手をつかんで、ぐいっと後ろにひねりあげた。 「……ウッ……!? あっ……あぁっ……?」  プルンッ、プルンッ、とチンポを揺らした少年が、スタッフを愕然と見上げる。  「バーカ。イかせてやるわけねーだろ」  意地悪く笑うスタッフ。 「……そっ……そんっ――なあっ……!」  少年のチンポから、名残惜しげな粘っこい汁が、トローリ、と糸を引く。 「あーあ、つらいよなぁ~。イく寸前でとめられるって、まじきっついよな?」  さっき射精(だし)て、すっきりしたばかりのスタッフは、少年のチンポを見ながら、憐れむようにいう。 「うっ……うぅっ……」  顔を歪める少年の勃起チンポを、スタッフは尿道プラグ付きのステンレス貞操帯で固定する。 「いっ……痛ッ……!」  むりやり潰され入れられる痛みに、悶絶する少年。 「さよなら、雑魚チンポちゃん~」  スタッフは、ヘラヘラ笑ってから、 「それにしても、さっきのおまえ、サルみたいで滑稽だったぜ。久しぶりのマスかき、そんな気持ちよかったか?」 「……は……は……い……」 「あんなアヘ顔さらしたうえ寸止めなんて地獄だよな~。チンポ、つらくて死にそうだろ?」 「……は――い……」  赤らんだ少年の頬を、ひとすじの涙が流れる。 「かわいそうだから、ションベン出させてやるよ」  スタッフは、貞操帯の尿道プラグに手をかける。 「ほら。出させてもらうときはなんていうんだ?」   「……よっ……よんじゅうはちばんっ……オシッコッ……ださせていただきますっ……!」  カチッ、と尿道口の開いた貞操帯の先から、チョロッ、と尿がこぼれる。  タライを跨いだ少年は、「はっ……あぁっ……!」と身をふるわせながら、溜まっていた黄色い小便をジョロロロッ……と漏らす。 「相変わらずアンモニアくっせぇションベンだなぁ。どんだけためこんでんだよ。早く全部出せ!」 「…‥‥はッ……はいっ……!」    尻穴のアナルプラグをグリグリ押され、「ウッ……!」と崩れそうになった脚をなんとかふんばり、少年は、大股開きの惨めな放尿を続ける。    すべて出し終えた少年の貞操帯の尿道プラグを、スタッフが再び嵌めこむ。  そのとき――あまりにも疲れていた少年は、ある失態を犯してしまった。  小便させてもらったお礼の口上を述べるのを、忘れてしまったのだ。 「……てめぇ、ションベンさせてもらった礼をいわなかったな」  すかさず咎めたスタッフに、 「あっ……」  少年は、しまったというように顔をあげ、 「あっ……ありがっ……」  と急いでいおうとしたが――もう遅かった。 「罰として、部屋の真ん中でひとりでチクニーしてろ。サルオナニーでイけなかった短小雑魚チンポ、切ないですぅ~ってみじめったらしく泣きながら、ガニ股で腰へコへコさせるんだ。わかったな?」 「…………は……はい……」  48番の少年は、タライの前に並びはじめた奴隷たちから離れ、ガニ股ポーズをとった。  度重なる凌辱で大きくなった乳首に手をかけ、 「ふっ……ざっ‥‥‥雑魚チンポッ……イきたかったですッ……!」  ピンッ、ピンッ、とその突起を指ではじき、腰をヘコヘコさせる。 「……みっ……みっともない――サルオナニーでっ……短小雑魚チンポからっ、ドピュッってザーメン出したかったッ……うっ、ちんぽっ……ちんぽっ……! イけなくて切ないっ……ぐっ……切ないッ……よ――ぉッ……!」  部屋中に響き渡る、48番の咆哮。    その憐れな罰は、他の部屋を回ったそのスタッフが戻ってくる1時間半後まで、続けられたのだった。      

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