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第33話 BURN OUT①(小スカ/大スカ/尿道責め)※

     料亭での集団レイプのあと、西村は、週末ごとに椿を呼び寄せ、犯すようになった。  場所は、西村の自宅や、ホテル、組の事務所など。  相手は、西村ひとりだったり、組の者数人だったり……。  いずれにしても、新たな地獄の時間が増えたことに変わりはなかった。  平日は連日のように、スレイブショーで酷い辱めを受ける。  その傷が治らぬうちに週末は西村に呼び出され――夜通し凌辱されることもあった。    一月が終わり、二月半ばのバレンタインのスレイブショー。    ステージ上で、椿は、尻穴に生チョコを入れられていた。  上半身を覆う、黒いボディハーネス。  首輪からバストまで縦に伸びたレザーベルト。  胸の下の丸いリングからウェストまでのV字レザーが、丸い穴の空いた太いベルトにつながっている。  天井を向いた仰向けの状態で、両手両足を吊られ、透明なクスコで拡張されながら、次々に尻穴にねじ込まれていく丸い大粒のチョコ。  「うっ……うぅっ……!」と鎖をギシギシいわせて咽び泣く椿。  何個ケツ穴に入るかゲームで、40個入れられたあと、見事1位になった客に、電動バイブでチョコまみれになったアナルをかき回される。 「……ぎっ……! ぐっ……! ぐぅ~~~~ッ……!」  溶けきれていないチョコのかたまりが腹のナカでボコボコ動く。  客が満足するまでほじくり回されたあげく、ようやくバイブを抜かれる。  ドロドロに溶けたチョコが、尻穴からブリブリと飛び出し、 「ははっ! クソ漏らしてるみたいだな」  と客席から失笑が漏れる。 「――ではそろそろ本物のクソをさせましょうか」  というピエロ男の言葉とともにはじまった、グリセリン浣腸。    クスコを抜かれた尻穴に、太い注射器でグリセリン液を注ぎ込まれ、「……ひっ! ウッ……! う~~~~~ッ……!」ともんどり打つ。 「おーおー、面白いくらいどんどん入っていきますなぁ」 「相変わらずみっともないボテ腹だ」 「……おや? チンポからザーメンが出てきてませんか?」 「ほんとうだ。……浣腸で射精するとは」 「ホンモノのドマゾ奴隷になり下がりましたな」 「こら! 勝手に出していいと誰がいった!」 「……ウッ……! うぅっ! もっ……! 申し訳ありませんっ……!」  ――実は、ショーがはじまる直前、椿は、大量の催淫剤を飲まされていた。  今日は、勝手にイった罰をたくさん与えようとピエロ男が仕組んでいたためだ。  さらにそのなかに利尿剤も入っていたため――尿意もハンパなかった。 「ああっ……! ごっ、ごめんなさいッ! おっ、おしっこ! おしっこもでますぅっ……!」 「まったく、しまりのないクリチンポめ」 呆れたようにいったピエロ男が、椿のチンポに、尿道カテーテルを突っ込む。 「……うぐっ……!」  太い針でブッ刺されるような激しい痛みに目を剥く椿の前で、ズブズブとカテーテルを奥まで刺したピエロ男は、カテーテルから出た尿を溜める透明なポンプ袋の、シリコン製の丸い持ち手を、椿のチンポの根もとにひっかける。  500mlまで尿が入るそのポンプは、押すと尿を逆流できる仕組みになっていた。 「まずはここにションベンを出せ」 「はっ……はいっ……!」  ジンジンする痛みをこらえながら、椿は尿を出す。  細い管の中を通った黄色い尿が、チョロチョロとポンプに落ちて溜まる。  その重みでズンッ、と引っぱられたチンポが無残に垂れ下がる。 「ウッ! ぐぉッ……!」 「今日はこのなかにションベンを出させてやる。ただし、出すときはかならず「おしっこさせてください」とお願いするんだぞ。勝手に漏らしたら承知しないからな」 「うっ……わ……わかりました……」 「よし。次はクソだ」  ピエロ男は、椿の尻の下に透明なシリコンバケツをあてがう。  そのバケツは、特殊加工で両端に穴が開けられており、そこに通した紐の先を腰ベルトの穴に結んで、ぶら下げることが可能になっていた。  ピエロ男は腰ベルトに通した紐にチェーンを連結させ、先端のニップルクリップで椿の両方の乳首を穿つ。 「ぎっ……! イィッッ……!!!」  そうすると、バケツに落ちた便の重みで乳首も引っぱられる地獄の苦しみを味わうことになるのだ。    ずっと尻穴に刺されっぱなしだった注射器が、ズボッ、と抜かれる。  かぱぁっ、と全開になった真っ赤なアナルが、ステージ上のスクリーンに映し出される。 「ますますエロい縦割れになってきましたなぁ」 「便壺がすっかり蛸壺だ」 「おっ、見てください。ケツ穴がクソに押し出されて盛り上がってきましたよ」 「あっ……もっ……うんこ出ますっ……! うっ、うんこ出ますッ……!」  洪水のように決壊した排せつ物が、バケツのなかにボトボトと落ちる。  透明なグリセリン液に混じってチョコも一緒に飛び出す。  そのドス黒さがよけい、見られながら便を出す惨めさを加速させる。 「今日はさらに汚いクソですな」 「なんといっても40個のチョコも混ざってますからな」 「うっ、それにしても臭い。まったくこの臭いはなんとかならんのか!」 「おい、臭すぎるぞ! なんか罰を与えろ!」  うんこが臭いという理不尽な理由で、出したばかりの尿をポンプで押され、逆流させられる罰を与えられる。 「イッ……! 痛いッ……! いたぁっ……いッ――ッ……!」 「うるさいぞ! これくらいガマンしろ!」  管を通って戻ってくる尿が、パンパンに膨らんだ膀胱に留まる。 (もっ……だめっ……また出るッ……!)  尿道からせり上がった小便がカテーテルに飛び出し、ポンプから戻される尿と管の中でぶつかり合い、 「ははっ、ションベンのおしくらまんじゅうか!」 「ひどい対決だな」 「いいぞ、どっちが勝つか勝負させろ!」  客席から野次が飛ぶ。 「ぐっ……!」  そのとき、尻穴から大量のうんこが漏れ、椿は出した尿をほとんど膀胱内に戻されてしまった。  グリセリン液とチョコと汚物の混じった排せつ物が、バケツの半分位まで溜まる。  その重量で、ピンッ! と引かれた乳首が糸のように斜めにビヨーンと伸びる。 「おっ……おぉっ――――んッ……!」  痛くて苦しくてしかたないのに――その刺激が、倒錯した快楽スイッチとなり、ふたたび強烈な射精感がわき上がる。  あらかた便を出し終えたケツ穴をヒクヒクさせながら、 「ウッ……! フォッ……! オッ……! クッ――くりちんぽっ! ザーメンッ! 出ますッ!」  椿は申告する。 「あ? 今度はザーメンか? ほんとしょうもない雑魚チンポめ」 「あっ……もっ……申し訳ありませんっ……! おっ‥‥‥どっどうかッ‥‥‥雑魚チンポからっ、ザッ――ザーメンッ、出させて――くださいッ……!」 「ダメだ。少しはガマンしろ」 「そっ……そんなっ……!?」  チンポに尿袋。尻の下には排せつ物が入ったバケツを吊り下げられた憐れな姿で、椿はチンポをぶるんぶるんさせる。  カテーテルのわずかなすき間から、ガマン汁がジワジワとあふれだす。  すると客席から、 「かわいそうに」 「出させてやればいいじゃないか」  めずらしく同情の声が出た。 「せっかくのバレンタインなのに」 「長時間ショーもやって疲れただろう」 「いいかげん下ろしてやらないか」 「……わかりました」  客の要求を呑んだピエロ男が、椿の腰からバケツを外し、両手と両足を固定していた枷を取る。  尿道カテーテルを入れられたまま、どさりと落とされた椿は、アザだらけのからだをピクピクさせる。 「クソだらけで汚いな」 「洗ってキレイにしてやれ」  ビニールシートの上で、水をぶっかけられ、トイレ用ブラシでゴシゴシ下半身をこすられる。  尻穴のなかまでブラシを突っ込まれ、「ブホッ……!」とのけぞる。 「ははっ、まさに便所掃除だな」 「便壺は特にきれいにしないとまだクソが残ってるかもしれませんからな」 「ひぃっ! ひっ……! ぐぅッ……!」  乱暴に出し入れされるブラシでさんざんほじくり回されるアナル。  いつものように雑巾で雑に拭かれてから、 「……き……汚いクソ穴まできれいにしていただき――ありがとうございました……」  三つ指をついて礼をいう。   「よかったなぁ」 「よし、たっぷり射精()させてやろうじゃないか」 「そうそう、ケツ穴もキレイになったことだし」 「これから悶絶オナニータイムだ!」 「え……?」 (なるほど――)  客の欲望を察したピエロ男は、 「承知いたしました。ではディルドピストンさせながらメスイキさせるのはどうでしょう?」  と客席に呼びかける。 「おお、いいな!」 「とびきりデカいのを用意しろ! 馬のチンポよりデカいやつだ」 「もちろんです。少々お待ちを――」  ――五分後。  ステージ上に、黒光りするティアドロップ型のスタンド式ディルドが登場した。  さらに、その前に、直径15センチのチョコレートのホールケーキが置かれる。 「このケーキは、このクソ奴隷へのバレンタインプレゼントとして用意しました」  ピエロ男は説明する。 「トッピングに、自分のザーメンをかけて、皆さまに見守っていただきながら食べさせてやろうと思うのですが――よろしいでしょうか?」 「ははっ! もちろんだ」 「最高のプレゼントだな」 「ありがとうございます。ではさっそく、ケツオナショーをはじめさせていただきます」  チンポに尿袋をぶら下げたまま、ガニ股になり、膝に両手を置いて、ディルドーを跨ぐ椿。  カテーテルのぶっ刺さったチンポが、放出を求めてピクピクと揺れる。 「まずは10ピストンだ。しっかり根もとまで咥え込め。10回、ピストンできたらカテーテルを抜いて射精()させてやる」 「はっ……はいっ……!」  尻穴にディルドを突き立て、その巨大な塊をナカに入れようとする。 「……ふっ……! ぐっ……! おっ……ほっ……!」  先端は入ったものの、真ん中の膨らんだ部分がなかなか入らない。 「うっ……ほっ……! ホッ! オッ……オォッ――ほおッ……ンッ……!」  四股を踏むようにふんばった椿は、大きすぎるディルドに目を白黒させる。 「なかなか入らんな」 「ウッホッウッホいいやがって、まるでゴリラだな」 「早くおマンコに突っ込め、ゴリラ!」 「もう強引に入れさせろ!」  客の苛立ちに、ピエロ男とスタッフが椿の後ろに回り、膝裏に手を回してからだを持ち上げ、 「ではこのまま、10連続ピストンさせちまいますね」  マスクの下でにっこり微笑んだピエロ男は、椿のアナルをディルドの根もとまで一気に突き落とす。 「……ッッッ……! ぎっ……! ギャ―――――ッッ……!」    ふたりがかりで持ち上げられ、ケツ穴をピストンされながら、カルーテルの刺さったチンポをビクビクさせる。 「よし。『クリチンポ、イかせていただきありがとうございます』としっかりお礼をいいながら出せ。ちゃんとケーキに当たるようにするんだぞ」  ようやくカテーテルを抜かれ――尿袋も外された椿は、 「クッ……! クリチンポッ! イッ……いかせていただきっ……ありがとうございますぅッ――……!」  無様きまわりないアクメ顔をさらし、溜まっていた精液をプシャーッ……! と勢いよく発射させた。    

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