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第38話 恥辱ライブ動画配信①※
毎週土曜日、PM11:00。
エロ動画のライブ配信がスタートする。
事前に撮影した動画を編集してアップする配信と違い、ライブ配信の醍醐味は視聴者参加型であること。
そして、なんといっても投げ銭がもらえることだった。
金持ちなのに金にがめつい兄弟は、面白半分ではじめたエロ動画配信が大当たりし、上機嫌だった。
「すっげー、視聴者10000人突破してる」
パソコンの待機画面に表示されたビューワーの数字に、司は口笛を吹く。
「みんなおまえのおマンコ見たさに集まってるんだ。打ち合わせ通りきちんとやれよ」
「……は……い……」
――黒い幕のかけられたリビングの壁の前で待機していた椿は、従順にうなずく。
フリルリボンの真ん中に大きな鈴のついた可愛らしい首輪。
乳首の部分がくり抜かれた小さな三角ビキニと、股間のもっこりが強調される極小のTバック。
黒いアイマスクで覆われた目は、真ん中のわずかなピンホールから外が見えるだけだった。
身バレ防止のため、生配信のときは、椿はアイマスク、兄弟は銀行強盗のような目出し帽を装着する。
マットレスの横に、今日の配信で使うさまざまなプレイ道具が用意されている。
「よし。準備できたぞ」
固定カメラをセットした統が、目出し帽をかぶり、やってくる。
「オッケー。はじめるか」
オープニング。
エロ下着でM字開脚した椿が、舌をハァハァ出しながらチクニーしている。
その姿に、あっというまに怒涛のようなコメントがつく。
『なにしてんのww』
『いきなりチクニー』
『相変わらず全身おマンコ』
『いいぞもっとやれ』
『チンポも見せろ ¥2,000』
「こっ……こんばんわぁっ……! ケツマンコ奴隷のカメでぇ~す♡ いっ、いまご主人さまから媚薬クリームいただいてっ、おっぱいにヌリヌリしてましたぁ! あっ、きっ、気持ちよすぎてっ、おっぱいっ――ムズムズしちゃってますぅ~♡」
ガニ股で、勃起した乳首を、ピンッ、ピンッ、と爪先ではじく。
『乳首でかいな』
『乳出そう』
『ガニ股みっともなww』
『そろそろチンポも出せ ¥5,000』
それを見た司が、「どうもありがと! 今日の短小雑魚チンポはこちらですよ~」とTバックの前をずり下げ、チンポとタマ袋を露出させる。
『雑魚ちんキタ』
『おっきしてんのに、ちっさww』
『プルプルしてて草』
『「粗チン」ってチンポに書いてやれ ¥10,000』
「投げ銭ありがと! 粗チンね、了解~」
用意していた油性マジックで、チンポに「粗チン」と書く。さらに、『ぞうさんも描いてやれ ¥5,000』という要求に、タマ袋にぞうの顔を描く。
『ぞうさんww』
『お鼻が短いのな』
『替え歌うたえ ¥1,000』
『ぞうさん お鼻が短いのね ¥2,000』
『そうよ チンポが小さいからよ ¥5,000』
ポンポンと飛んでくる投げ銭に、「いわれたとおり歌え。チンポしっかりブラブラさせんだぞ」と司は小声で耳打ちする。
「うっ……ぞっ、ぞーさん♪ ぞーさん……」
チクニーを続けたまま、
「おっ、おはながぁ~みっじかいのね~♪」
腰を振り、チンポをプラプラ揺らす。
「そっ……そうよぉ~チンポがぁ~……ちっ……ちいさいからぁっ~よ~♪」
『くっそ無様ww』
『ぞうさんの鼻からなんか出てきたぞ』
『ガマン汁?』
『早くね?』
『ザコだから』
『チクニーでぞうさん感じちゃった?』
「あっ……! はっ、はぁっ――いっ……♡ ぞうさんチンポッ、チクイキしちゃいそうですッ♡」
乳首を高速ピストンでこすりながら、チンポからピュッ、ピュッ、とスケベ汁を飛ばす。
『イけ』
『アへ顔見せて ¥2,000』
『イくとき「パオーン」な ¥5,000』
「了解! 「パオーン」ね。腰へコへコさせながらアへ顔さらして出させますよ」
ハァハァとチクニーを繰り返す椿の横で、
「その前に今日やるゲームを簡単に説明しますね~。今日のメインは「ケツ穴何入ってるか当てゲーム」。こいつのケツ穴に野菜や果物ぶっこんで、何が入ってるか、当てさせます! もしも外れたらこれで罰ゲーム」
司が取り上げたのは――ピンチ紐の付いた、プラスチック製の洗濯バサミだった。
『おっ、面白そ』
『洗濯バサミって』
『痛くね?』
『かわいそうww』
『だいじょうぶドマゾだから』
「へへっ、お楽しみに……お、そろそろイくかな。んじゃみなさん、カメのザコチンにご注目~!」
「……アッ! オッ……! オッ……! うぅぅっ……ンッ……!」
鼻の下の伸びたみっともないアへ顔で、乳首をクリクリし、
「ケツマンコ奴隷カメッ! チクイキしますぅっ……! ザコ汁まきちらすところっ、見ッ――みてっ……! おっ! ほっ! パッ……! パオ~~~~~~……ンッ……!!!」
腰をへコへコさせながら、プシュ―ッ、とザーメンを発射させた。
『出た』
『ぞうさんの鼻シャワー』
『イキ顔ぶっさww』
『でもふだんはエロかわ』
『チクイキかわいかった ¥5,000』
「ごほうびありがと! んじゃ、さっそくゲームはじめますね!」
マットレスの上に転がされ、Tバックの紐を解かれてパンツを脱がされ、大きく脚を拡げられる。
『おマンコ御開帳~』
『安定の縦割れアナルww』
『マン汁垂れてきてない?』
「あ、配信前に媚薬ローション入れたんすよ。最近締まりがわるいから、すぐ漏らしちまうんですよね」
追加で入れておきますね、と統が用意したシリンジに入ったローションを、尻穴に抽入する。
「……うっ……! ぐっ!」
腹内にドボドボ入ってくる冷たい液体に、身を固くする。
かなりの量を入れられ、膨れた腹がグルグルと鳴る。
『ボテ腹すご』
『おなかグルグルいってるよ~大丈夫?』
「ちょっとグリセリンも混ぜたんで。そのうちケツ穴ムズムズしてくるはずっすよ」
『鬼畜』
『お漏らしコース標準な』
「スカトロダメな人はごめんなさいね~」
『ううん、大好き~♡』
『カメちゃんが苦しみながらブリブリする姿さいこー』
『いっぱいうんこさせたげて ¥1,000』
「ありがと! んじゃ、ゲームスタート!」
マットレスに横たわり、自分で膝裏をつかんで大きく股を開かされる椿。
アイマスクの上から黒いはちまきで目隠しされ、完全に視界を塞がれる。
その姿をハンディカメラで撮影する統。
PCの映像が、統のカメラ画像に切り替わる。
野菜の山から、なすを手にした司は、「おらっ。これくらい正解しろよ!」と、椿の尻穴になすを突っ込む。
「ごっ……!」
ヘタの近くまでグリグリ突っ込まれ、痛みをこらえながら、
「なっ……なんだろぉ? ズ……ズッキーニ?」
明るく答え、「ちげーよ、バカ!」とチンポをひっぱたかれる。
『ブッブッ―』
『ざんねん』
『次がんばれ~』
さらに、きゅうり、ゴーヤ、バナナ、にんじん……など突っ込まれるものの、なかなか正解できない。
太腿に、間違えた回数を「正」の字で書いていった司は、
「まったく。……しかたない。ちょっとデカいの用意しますね」
と前置きし――野菜の一番下にあった、大根を取り出した。
『デカッ』
『それ入れちゃう?』
『おマンコ裂けない?』
「へへっ。どうでしょ? さっそく入れていきますね~」
「……ぐっ……!? オォッ……!?」
それまでとはまったく違う重量感に、尻穴を緊張させた椿は、「……ウッ! なっ……なんか――おっきぃ……?」と、頬を引き攣 らせる。
ズブズブと一気に突き入れていく司。
「イッ……! いたっ! 痛いッ!」
演技を忘れた椿が、ぐるんぐるん背中を丸めて、絶叫する。メリメリと抉じ開けられる尻穴が、統がズームしたカメラから、世界中に配信される。
『すげぇ』
『おマンコガバガバw』
『ホントに入った』
『葉っぱだけ出てる』
『マジ草じゃん』
「オッ……おっ……ウゥッ――――ッ……!!!」
目隠しの下から流れる涙が、アイマスクのなかに溜まる。
「これはなんだ? 早く答えろよ」
図太い大根を、ズチュズチュ抜き挿しされ、
「アッ、だっ、だいこんッ! だいこんれすぅッ……!」
必死で答える。
『やっと正解でた』
『だいこんれすぅ~ww』
『カメちゃん、ちんぽおったってる』
『大根で感じちゃった?』
『大根アナニーさせて ¥5,000』
「了解っす。――おい、カメ。自分で大根持ってケツオナしろ。いいっていうまでやるんだぞ」
「は……はい……」
大根を両手で持たされた椿は、司にV字に開いた脚を持ち上げられながら、
「オッ……! ホッ……! ぐっ! ぐほっ……!」
大根でアナニーをする。めくれあがった尻穴を出入りするぶっとい大根に、
『大根アナニーはじめて見た』
『きもちいいの?』
という質問が飛び出す。
「気持ちイイか? カメ」
「おっ……はっ……はいっ……! だっ、大根アナニーッ――! きっ――きもちいいですぅっ……!」
『ド変態』
『クッソマゾ』
『ガバマンコすぎw』
『そろそろ飽きた』
『次いこ』
「よし。終われ。自分で抜くんだ」
「はっ……はい……」
ほっとした椿は、大根を尻穴から抜き取る。
そのとき、
『あれ?』
『うんこついてない?』
大根の先に付いていたモノに気付いた視聴者が指摘する。
椿から大根を受け取った司は、「ホントだ。クソついてますね」という。
「おい、カメ。大根におまえの汚いクソついてるぞ」
とたん、椿は、顔を真っ赤にして、「あっ……あぁ……」とうろたえる。
『あーあー』
『カメちゃん恥ずかし~』
『まだうんこタイムじゃないよ』
『自分で出したクソは自分で舐めようね ¥2,000』
「舐めてきれいにしろ」
口のなかに突っ込まれた大根を、「……ムッ……ウゥッ……」と頬をすぼめてしゃぶる。
『すげーひょっとこ面 』
『フェラしてるみてぇ』
『かわいそうだけどかわいい』
『これでもちんぽたってんの? このコ』
『おマンコも感じちゃってるww』
ぱくっ、ぱくっ、と魚の口のように収縮する尻穴。
最後に突っ込まれたのは――真っ赤なりんごだった。
「……オッ! ぐっ……ぐるしっ……! くるしぃっ――――ッ……!」
大きな球体をぱっくり咥え込んだ尻穴は、周囲の皺が引き攣り、赤く充血していた。
『マジか』
『こんなのも入るんだ』
『カメちゃんくるしそう』
『がんばれ~』
『これは正解させてあげたい!』
「あっ…‥! なっ……梨ッ……!?」
『あ~』
『そっちぃ?』
『ざんねん!』
「ブッブッー! 残念だったな。りんごだよ」
司が、足の裏でりんごを尻穴にねじ込む。
「――――ギャ―――ッッッ……!」
断末魔のような咆哮。
そしてゲームは終わり――椿が受ける罰ゲームの洗濯バサミの数は、10個になった。
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