ちゅく…ぐちゅ そんな音を出しながら、互いの舌を絡め合う。 これまでも、強引さを感じたことはあったけど ここまでは初めてかも。 健太君の舌が俺の歯列をなぞって 俺の舌が健太君の上顎を舐める。 喉の奥まで侵入されれば、口蓋垂に舌が触れて軽くえづく。 その拍子に唇に当たった健太君の歯の刺激すら 快感として脳に伝達された。 「…ん、たくん…キスだけじゃ足りない」 膝で健太君の既に大きくなっているそこをグイグイ押し上げる。 俺に反応して、こうして硬くなるソレが ビクンと腰を震わす健太君が 愛おしくて、早く欲しくてたまらない。 「服…っ、邪魔」 「ァんっ、ぅ…」 胸の上まで捲し上げられた服が顔にかかって 暗闇に囲まれた。 順序もムードも何もない、本能の赴くままに成されるこの行為。 健太君が俺に欲情している顔を1秒でも多く見ていたくて、視界を遮る布を頭から抜き去ると 血走った健太君の目が俺のそれと重なって。 「ぁ、あっ…待って、乳首、は…ああ゛ッ」 ガブリと噛みつかれた胸の真ん中 強く吸い上げられたと思えば、前歯をあてがわれて上下にガリガリと揺さぶられる。 俺の嬌声の合間に聞こえるのは、ベルトのバックルが擦れる金属音。 本当に、例えとかじゃなく 健太君に食べられちゃうんじゃないかな、俺。 「っは…やっば。パンツ濡れてるよ？ …そんなに痛いの好きなわけ？」 ジンジンと、痺れが残るほど真っ赤に腫れそぼったそこから銀色の糸を引き ニヤリと意地悪な笑みを浮かべる唇は俺を煽る最高の興奮材料となった。 「っ、ん。痛いの好きだからぁ…早く、健太君の欲しいなぁ？俺。 健太君の…大きいので、奥までっ、ガンガン突いてほし……っ」 「あんた…っ、ほんとにッ。 …我慢してる俺の身にもなれよ…」 「えー？俺我慢してなんて言ってな…っあ！」 俺が言い終わるより先に、下着に引っ掛けられていた指が脚を引っ掻きながら下へ降ろされる。 健太君の、興奮すると言葉も動きも乱暴になるところ 大好き。 簡単に足を引き抜かれ、膝裏を抱えられたかと思えば大きく股を開かれて、 俺はそれに逆らうこともしない。 何度かは、こうして見せつけるような体勢をとったことはあったけど 真明るい電気の元では流石に…恥ずかしい。 つい体に力が入って、とぷりと先端から透明な蜜が垂れた。 「…えっろ」 「ぁあ、ぅ…ン…」 蕾の周りをぐにぐにと押される感覚にむず痒さを覚え、ゆらゆらと腰を揺らせば 健太君のフゥ…と大きく息を吐く音に合わせて 2本の指がいっぺんにヒクつく穴に押し込まれた。