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37.泣き顔***
びゅく…びゅく……
毎晩のように酷使されているペニスは、もう精液の量も少なく、薄くなっている。
オーガズムのために無理やり絞り出したようなものだ。疲労度も、身体の負担も大きい。
「…ア、、、!!っ」
それなのに、まだ終わらない。
絶頂の余韻で泣きべそをかいているハルに、ユキはなおも口付けようとする。
「ん、んんんぅ…!」
逃れようと顔を背けても追ってくるキス。
敏感になりすぎた乳首を捏ねられて、ハルはびくん!と身悶える。
「イッたから…!も、触んなぃ、で……!!」
「でもまだ…」
「んぇ、ぇ、…………、、!」
本日はまだ未侵入だったアナルに、ユキの手が伸びる。
ハルはそれを受け入れるしかない。
「やさしく、やさしくして……!」
「?やさしくって、どうやって…?」
「ゆっくり、挿れてぇ……、、!!♡ア、、ァァ…♡♡♡♡」
ハルの要望通り、ゆっくりと入ってくる指。
(ひとさしゆびだ…)
それがどの指なのか、分かってしまうくらいには指の形を覚えていた。
そして、分かってしまう事実に…
開発されている身体を自覚してしまい、羞恥心が膨れあがる。
グチュグチュと穴をかき回される。
「ひ、ぃ、…あ、、♡♡♡♡♡」
(おしり、とけるぅ……)
(だめ、おれ、あたまとろとろになってる……♡♡♡♡)
ユキにしがみついて、キスをねだる。
目はハート型。
顔はだらしなくトロけている。
完全に堕ちているハルの姿を見てユキは愛おしげに笑い、指の数を増やした。
「ふぅあ、そ、こ、、きもちい、ぃ、ところ……!♡♡♡♡」
「知ってるよ。ここだもんね、ハルのキモチィィところ」
「ア♡♡ぁ♡♡ぁア…〜〜〜〜♡♡♡♡♡」
ユキにしがみつきながら、指を突き立てられている尻を震わせてヨガる。
(ぁ、またイく……!!)
(きもちいいの、きちゃう、イ…く、、、…!)
びちゃびちゃびちゃ………!
浴室に響く水音。
「……ほんと、ハルったらお漏らしさん…♡」
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