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告白
琴「翡翠君が好きなのっっ」
約束していたように話をするため裏庭に呼ばれた俺。
目の前には今告白をしてきた琴吹さんが女の子らしく可愛く頬を染め上目遣いで見つめてくる
でも勿論俺はそんなの興味なくて…
翡「ごめんね…俺は君みたいな素敵な子には似合わないよ」
琴「っっ!!でも、好きなの!!お願いっ…ずっと好きだったの!!」
涙目になる彼女の頭をできる限り優しく撫で、ごめんね。と言う
琴「なんで!!すきなひといるのぉ?っ、私じゃだめなのぉ??グスッ」
あぁ、めんどくさい
翡「…いないよ」
琴「なら!!…」
翡「ごめん」
ドサッ…体に痛みが走る
地面に押し倒されたのだ…上には琴吹さんが乗っているため乱暴にもできない
琴「なら、体だけでも……私のものにしていいよね」
翡「琴吹さ…っっ!!ん」
琴吹さんの柔らかい唇と俺の唇が触れる…
チュッチュッと何度か重なったと思えば首筋にピリッと痛みが走る
あぁ、嫌だ────
グッと彼女の肩を掴み自分から離す。
琴「ッ…!!」
翡「ダメだよ、琴吹さん…想いあっていないのにこんなの、俺はともかく琴吹さんが後で後悔するから…ダメだよ」
琴「……ごめ……なさぃ………」
そう言うと走り去ってしまった。
あぁ泣かせてしまった。俺は最低だな…って……もしあそこで告白を了承してたら…それこそ最低だった…
琴吹さんも皆も、俺が幼馴染の事が好きな重い男だって知ったら幻滅するだろうな……秀一もきっと……………
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