俺は叶のアナルにゆっくりとペニスを挿入れていった。 「ンンン……っぅ」 叶は一生懸命に声を押し殺していた。 叶のアナルにだいぶ慣れてしまっている俺のペニスは挿入時、もう快感しか感じてない。 叶の中はイヤラシイほど俺を歓迎しているかのようにトクトクと脈を打っている。 「っ…つ」 「ああ…ンぅっ、…はぁ…っ」 「根元まで挿入た、痛くない？」 「…きっもちぃい…ですぅ」 あ、叶の快感スイッチが入ってる……。 素直に感想を言葉にする叶は快感に溺れてる なら『本当に』叶には、もう快感しか身体に感じてない……プールに入る前に溺れてしまった。 子供用プールで溺れようにもないけどね。 唇を重ねて貪り始めると、叶の両腕が俺の首に回った。 「ンン…はぁっはぁンぅ…」 このまま動かないでも叶の中が動いているから、じきにキモチ良くなるけど、やっぱし早めに絶頂に登ってイきたい。 「動いていい？」 「ぅごぃて…くださぃっ」 身体に力加減が程良い…俺は叶の両膝を腕に絡めて持ち上げると、最初はゆっくりと腰を振った。 「やっ……ぁンンっ」 「『いや』？嫌なら止めるけど」 これも俺のイジワル……叶は『嫌』なわけがない、つい口から出ちゃうんだよね。 「ゃらぁっ…ンぅ、ゃめちゃやらぁっ」 ほら、可愛い『嫌』じゃなんかない。 腰のピストン運動を早くするために、畳の上に叶を寝かせてから正常位で攻めた。 「やらぁっ…きもちょくてっ」 今は部屋に扇風機しかなくて暑い……俺の露出した腰から汗が叶の身体へとポタリと落ちて、きっと叶の身体は気持ちが悪いに違いないだろうと思った。 早く終わらせないと、そう思いながら自分のキモチ良さと叶の快感を考えて、強弱やスピードをに気遣って腰を振った。 「あぅ……っらめぇ！…らめれすぅっ！！」 叶がもうすぐイきそうになり、俺は自分勝手だけどイけそうな自身のペニスの良いところを叶のアナルを使わせてもらって刺激した。 「せんぱぃ…ぃやぁっ、っちゃいますっ」 俺もイく寸前まで登り詰めていた。 でも……叶が少しだけ先かな？ 俺の読みは当たりで、 「ああぁぁっっぅぅンンぅぅン…！！」 叶が先に絶頂を迎えた。 その叶の絶頂の中の反応で俺への刺激がダイレクトに響き、 「…っ……くッ…」 俺はアナルの中で精液を放った。 叶を押し潰さないように少しずらして熱い身体を倒した。 俺のアロハシャツは汗で濡れている。 早くプールのシャワーか風呂に入りたい気分だったのに、叶は荒い息をつきながら汗だくの俺の首筋にキスをして、 「……せンぱぃの…ぁせのにおい…と…あじが、『好き』です…」 こんなムサい大男の汗なんて、なぁんで好きなのか俺には分からないから俺は、 「どして？」 と叶の顔を見て聞いた。 「ゎたしを『一生懸命に愛して』…ながしてくれた、あせですから」 そんなことを感じてくれる叶が『愛しすぎて』、俺は叶の身体が余韻で動きにくくなっているうちに、 「叶『好き』だよ、…俺はキミだけを『愛してる』んだ」 キスのシャワーを浴びせた。