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第3話

―パンケーキ作って食って4時間後 「あ、そろそろ飲み会の時間か。めんどくさいなぁ。」 ~♪(Lineの通知音) 『飲み会はじめっぞ!!はやっくこい』 「はぁ~行きたくない~!」 ラインの通知音でスマホを開いてみるとサークルのリーダー格の奴からメッセージが届いていた。どうやらもう集まっているらしい。正直な所、行きたくない。だって女子いるし遥と会えないし酒めっちゃ飲ませて二日酔いにしてくるし。ろくなことが無いからあんまり好んで行きたくない……。←ちなみに仮病は使い過ぎた 「遥もいないし。仕方ない。今日の飯のためだ。」 いつもなら遥が飯を作ってくれるが今日は何故かいないので当然、俺の飯もなくなる。というよりも俺が自分で作りたくないだけなんだけどね。 「置手紙しとくか。」 万が一遥が此処に帰ったときように置手紙をしておく。俺がかえってくるまでにはいるといいな。 ―飲み会会場にて 「おっせぇぞ葉宮!」 「うっせぇwwお前らが速すぎんだよ。」 「まぁ、始めようぜ。んじゃ、司会頼むわ。」 会場に向かったはいいものの、なんでかわからんが女子と男子が入り混じってんな。そして息を吸うように俺に司会をまかせるな。めんどくせぇ。 「ご注文は何にしましょう?」 「あ、とりあえず生で。」 「かしこまりました。」 席に着く前に店員さんに飲み物を聞かれた。ここはやっぱり生っしょ。つーか俺ってば生以外から飲むと気持ち悪くなるんだよ。だから最初は絶対生なの。 「なぁ内田、なんで今回の飲み会は女子が多いんだ?」 「これは飲み会と称した『合コン』だから。じゃ、司会頼もう!」 酔ったテンションで肩をバシバシ叩くな。痛ぇからやめろ? 「あ、あの、生、おもちしました」 「ありがとうございます」 自分の生が来たところですでに始まっている合コンを仕切り直しに入る。 「はぁ。しゃーねーなー。んじゃ、仕切り直しでカンパーイ!」 『かんぱーい』 もう飲みかけの奴らと乾杯したところで俺は生を一口飲む。やっぱり最初は生しか勝たぬな。生ビール最高! 「あの~葉宮さんってぇ普段何して過ごしてるんですか?」 「ふぇ?あ、お、俺?俺は……配信とか……してるかな。えっと……朱鷺さんは何して過ごしてるんですか?」 なんか生ビールに感動してる所にいい匂いのしたふわふわ髪の女子大生がやってきたんだが。めちゃくちゃ可愛いけど俺のタイプじゃないんだわ。すまそ 「ふふ。萌花でいいですよぉ。私はですねぇ料理とか読書とかで時間をつぶしています。でも配信ってすごいですね~どんな事してるんですか?」 「ええっと~」 やばい。別に何もやばくないけどやばい。普段何してるかって言われてもわかんねぇよ!遥~助けて!早急に!

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