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統合 3
デカすぎて顎が痛くなるアイツのそれを咥えて自分から喉を使った。
苦しいのに、良かった。
喉を塞がれながら穴を自分の指で弄った。
指じゃ届かない切なくなるところの代わりに、喉の奥を自分からつかせた。
喉をアイツので無理やりこじ開ける度に穴の中がずくんずくんと収縮した。
喉で感じてそれが穴にくる。
こんなのありえないことで。
でもそうで。
夢中になった。
その硬さも大きさも生々しさも。
全部アイツだったから。
脳を溶かして、性器から滴らせ溢れさせ、穴をキュンキュンさせていくのは紛れもない快感だった。
穴を自分でほじり、尻を淫らにふり、ちんぽをビクビクさせながら、喉を自ら塞いでそれて擦すって突いて、ガクガク身体を震わせた。
喉で甘イキしてた。
射精しないて。
「クソっ!!畜生!!許してください!!お願いだから!!!」
アイツがどす黒い顔して叫んでる。
耐えきれず腰を揺らし、それがオレの喉を突くからオレはさらに震える。
アイツも震えてた。
耐えて耐えて震えた。
半端に脱がせたま、シャツがはだけて、剥き出しになった太い腕がオレを掴むことを許されず、宙で止まったままだ。
血管が浮き、力を込めた筋肉が浮かびあがる。
アイツが今全力で押しとどめているのは、オレを喰らいたい自分自身だ。
オレをむさぼりたいのだ。
オレを抱えて好きなように喰いたいのだ。
目が必死で許しを求める。
好きに動いてもいいと言って欲しいと。
でも、それは許さない。
それてもアイツが興奮し、快感を得ているのはもうわかってる。
オレはその快楽の味を知っている。
それを味わっているからこそ。
頭をふって唇と喉で扱く。
「クソエロい・・・可愛い・・・何だよ!!!ああ!!許してくれよ!!したい・・・したい!!クソっ!!ぶち犯したい!!」
アイツが喚く。
だが、許さない。
オレに触れることさえ許さない。
オレは動きを早めた。
アイツを貪った。
コレはオレはオレのだ。
喉を使いながら、後ろの穴は自分で楽しんだ。
オレに飢えて。
オレが欲しくてたまらないアイツをみながらするフェラとオナニーは最高だった。
音をたてて。
しゃぶり、扱き、腰を振って感じて。
アイツは獣のように吠えていた。
目の前にエサかあるのに縛られてそれが手に入らない獣のように。
アイツがとうとう呻いた。
何度もオレの上で呻いたあの呻きだ。
オレの中に出す。
オレは噎せ、えづき、それを喜んで飲んだ。
そしてその苦しみにまたイった。
ああ、苦しくて気持ちいい。
喉も穴も。
全部。
コレはオレの男だったから。
アイツが顔を覆ってた。
真っ赤な顔。
可愛い。
可愛い。
オレにヤられて。
こんなになって。
「許してください・・・マジで・・・」
泣きそうになってて。
いや、少し泣いてて。
可愛いすぎた。
オレはアイツの飲みきれなくてこぼした分を拭いながら、出したはずなのにまだ硬くてデカいソレに触った。
オレの身体は熱くて。
まだまだ足りなかった。
「お願い・・・・もう許して」
アイツが泣く。
動くことを許して欲しいと。
綺麗な強い男が泣く。
一方的にオレに責められて。
ゾクゾクした。
たまんなかった。
その顔だけでイけた。
欲しい。
欲しい。
もっと欲しい。
コイツはオレので。
オレはコイツのだ。
「いいぞ」
オレは許した。
自ら食われることを。
ケモノが吠えた。
解放されて。
耐えて耐えて、我慢したからこそ、喜んでオレに襲いかかってきた。
オレは恐怖で震えて。
でも、それは。
期待と喜びでもあった。
自分から喰われてしまいたいと思うほど。
この獣は愛しい男だった。
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