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衝撃的な出会い 3
ネクタイを引っ張られる=アイツと向き合う
…と、言うことになるわけで。
グッと、追い打ちをかけるように更に引っ張られ、気付けば目の前にはアイツの顔が!
生徒会長と俺の距離…約5センチ!!
4、3、2、……1…────
カウントダウン終了……
「……んっ。」
0の瞬間、唇に柔らかい感触が伝わったと思ったら、ちゅっと音を立ててそれはすぐに離れていって。
なんのこっちゃ理解出来ずに口が半開きだったところへ、
もう一度唇が重なり、今度は咥内へ舌を絡ませてきやがった。
「…ちょっ…んっ、ま、まてっ…。」
必死に抵抗するも、アイツの右手はネクタイを掴んだままで、
左手に回した腰は更にグッと引き寄せられ、さっきよりも密着させてきて、
「……んっん。」
半開きの俺の咥内を荒らしていた舌が出ていったと同時に、下唇を甘噛みしてそれはやっと離れていった。
「はぁ、はぁ……」
軽い酸欠で頭の中がぐらっとする意識の中、
キスされたんだってことを理解するだけで精一杯で、
どうしてか、なんて考える余裕もなかった。
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