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衝撃的な出会い 23
「………渚…ッ…気持ちいいだろ?」
「…………あっ…気持ち……い…い…んっ」
「…………ヤバいな…ッ……反則だぞっ」
何がと言う前に更に密着させてきて、強く抱きしめられ2人の間で擦られるモノはそろそろ限界で、またイきそうになってくる。
「……はぁっ…橘…もう…ヤバ……い…んっ」
「……ッ…オレも…ヤバい……」
「……あっ…あぁ…んぁ…」
「渚………ッ…ん…気持ちよすぎ…だっ」
「……ヤバい…で…るっ……ッ」
包み込むように扱く手にスピードを付け、先走りでベトベトの手を必死に動かすし、いつしか腰も揺れだす。
昨日まで、いや…ついさっきまで嫌いだった奴とこんなことしてるなんて…
わかってるけど、
わかってるのに、
止まらない……
「………あっ…イく…イく…あっあぁ…たちばなぁ……」
「…………渚ッ……ッ」
⋯⋯⋯────
⋯⋯────
………ふわふわと漂う意識の中、俺たちはここが学校だということを忘れていた。
油断してたんだ、
誰ももう居ないって⋯⋯────
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