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真実の鍵 8
腰を押し付けながらも、サラサラの黒髪の間に両手を差し込み俺は夢中で腰をゆらゆらと振ってしまう。
「………はッ…あッんん…出るッ!」
出せよ…と言いたげに俺のを咥えながら見上げるコイツと視線が合った瞬間、その目は欲情に満ちてて、
「………ッ……んん…あああぁッ!!」
その目で俺は、イッてしまった………
ドクドクと生暖かい精液が橘の口いっぱいに放たれる。
腰はガクガクで、今にも力が抜けそうなのを必死に壁に手をついて支えた。
そして出し切った後の脱力感でボーとしてたから、ガチャンッ!という音が響き渡る……
まさか!
よくあるお決まりの?!
するとドアが開いて、数人の話し声が聞こえてくる。
ホームルームが長いだのなんだの文句を言ってるのが聞こえ、ついには女の子の話まで。
事が済んでも出て行かず数人の男子は話し込んでやがる。
このままじっとしてれば気付かれることはない…落ち着け!俺!!
…って、必死にじっとしてたら、いきなり後孔にぬるりと違和感が!
ギャー!!って声が出る寸前で手で塞いで無事だったけど、変態橘は涼しい顔で、
「……渚、続きするぞっ」
なんて耳元で言いやがった。
やだって首をブンブン横に振って抵抗してみたけど、聞いてくれるわけもなく後孔には指が2本埋まり、グチュグチュと音がする。
「……ちょっ…ッ待…てッふっんん」
外の奴らの会話が止まればこの音は必ず聞こえてしまう。
「……渚が喘がなきゃバレねーから」
無理に決まってんだろ!!
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