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真実の鍵 9
「ちょっ…マジヤバいって…ッ」
いつの間にか両手を壁につかされ尻だけを突き出す格好になって、後孔には相変わらず2本指が埋まってる。
「……もう…んんああッ」
必死に声を押し殺しても指をグチュグチュ掻き回す度にどうしても漏れちまうし、昨日から慣らされてた後孔はもうすでにトロトロで指だけじゃ物足りないくらい。
だけど、せめて外の奴らが出てってくれてからじゃないとマジでバレる!
息切れ切れで橘を見るとニヤニヤしながらキスしてきやがった。
キスがしたくて向いたんじゃねーし!!
勘違いしてんじゃねーよ!!
でももうヘトヘトな俺は、されるがまま前と後ろで攻められ続ける。
そんな俺の耳に、聞こえてきた会話。
『そうだ、お前のお気に入りの副会長、今日も可愛かったなー』
『おい、朝から見たのかよ!』
『生徒会長と仲良く登校してたぜ?相変わらずラブラブでお前の入る隙なんてこれっぽっちもないな、諦めろ!』
生徒会長と副会長って……
ちきしょー!
他人のせいで一気に萎えやがった。
橘をひと睨みしようとする前にまたキスで口を塞がれ、次の瞬間、埋まってた指の変わりに太くて硬いのが突っ込まれ感覚に俺は腰が抜けてしまった。
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