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真夜中の密事 20
「………ったく…相変わらず、おまえは……」
ため息混じりに呟く橘が気になって、何がと聞き返しそうとしたら、俺の中に埋まってた指が一気に引き抜かれ短く声が漏れた。
「………んッ」
そして圧迫感から解放された後孔は、押し広げられた形のまま更なる快感を求めひくつき続けている。
「…………今日くらい素直だと嬉しいけど、あんまりオレを煽るなよ。」
「煽ってなんか……ない…」
「下もこんなひくつかせて……煽ってるだろ…ッ…」
「し、知らねーよ……ッ」
煽ってるつもりなんてないのにと反論しようとしたら、両足をぐっと胸の方まで曲げられ、吐息混じりに色っぽく…入れるぞと橘の声が聞こえてきた。
そして俺のひくついてるそこに、ガチガチに勃った橘の熱くて太いのがあてがわれ、後孔付近を2、3回擦られと、思いっきりズンッと突き刺してきた。
「………やっ…ッ!…んんッ……ああッ…深ッ……い……あんま……ッ……動か……待って……」
「素直な渚前にして待てるわけねーだろ……ほらっ、ここ好きだろ?」
「あ、あッ……ダ……メッ」
突き上げながら俺が一番感じる場所を擦り腰を揺らしてくる。
「……ッ…はぁ……中、すげートロトロだし、久しぶりだからギュウギュウにキツいな。でも、すげー気持ちいい、渚の中最高だよ……」
「変なこ、と……言う、な………ッ…」
もう、さっきからイきまくってるだけでもすげー恥ずかしいのに、久しぶりだからキツいとか最高とか、俺………
「………渚、どうした?」
「……こんな身体にしやがって…ッ…くそー…ッ…」
「……いいじゃん。もう…オレにしか反応しない身体だろ?……ここだってこんなに咥え込んで、オレの形になってきたし…ッ……」
繋がってる部分を厭らしく撫でられ、小刻みに出し入れをしながらまた強く突き上げられる。
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