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真夜中の密事 23

そして意識が遠退きそうなギリギリのところで、前立腺を目がけて激しく突き上げられれば頭の中がチカチカしてあの感覚が蘇ってくる……… 「……はっ…んッ…イッちゃ……う…ダ、メッ…ああッ…!」 「………イけよ…ッ…渚…───」 耳たぶをキツく噛まれながらエロい声で囁かれれば、快感が絶頂に達し…… 「……あッあッあ……イく……ッ…!!」 橘の腰に絡めた足にグッと力が入り思いっきり背中を仰け反らせ、ビクビクと身体中を痙攣させながら、 ドライでイった……… 達したのにビクビクと痙攣は止まらないし、絶頂の波が何回も押し寄せ、その快感に意識が失いそうになりながらも俺は必死に耐えた。 「……んッんッ…あああッ……」 ヤバい…気持ち良すぎておかしくなりそう…… 「……うッ……ちょっ、渚…締め付けんなっ!!……はッ……キツッ………」 俺の上で橘が苦しそうに悶えていても、でもそんなのに構ってられないくらいの快感が襲ってきて、苦しくて、 ホントは橘の手で出して欲しいけど、我慢が出来ない俺は気付いたら自分で自身を握っていた…… はち切れそうなほどギンギンなそれはあり得ない量の先走りが溢れ出ていて、2、3回扱いただけで稲妻のような快感が身体中をまた駆け抜ける。 こみ上げる吐精感に更に強く扱こうとしたら、橘にそれを阻止され、手を放されてしまった。 「……ッ……なん、で?!」 吐精寸前で止められ軽くテンパる俺に、ニヤリとして橘が言い放つ。 「………もっと、気持ちよくさせてやるよ」

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