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真夜中の密事 25

開いたままの口からは橘の名前と快感を口にすることしか出なくて、俺は外だと言うのにどんどん乱れていった…… 「………渚ッ……そろそろ…イかせる、から…ッ…」 揺さ振られながら俺を覗き込み橘がそう告げ…前立腺ばかりを刺激し始めた頃、俺はもう必死に呼吸しながら喘ぐことしか出来なくて、 「……ッ……ああッ…んッ…」 グチュグチュと聞こえる厭らしい音も、耳元から響いてくる甘い吐息も、全部が身体中を熱くさせ、 まるで全身が性感帯になったみたい…… そして、またふわふわと意識が宙を漂うような感覚がして、あの感覚がせり上がってくる。 「……たちば…な…ッ…イき…そ…ああッ…ああッ…」 「………ッ……」 気持ちイイ場所ばかりを擦られ、前立腺を小刻みに刺激され続けた俺は…… 「………あッあああッ…イくッ……!!」 抱きつく橘の背中に爪を立てながら、全身をビクビクと痙攣させ…またドライで、イった…… 絶頂が繰り返し襲う中、先走りまみれの俺のアソコを橘に強く握られると…… 「………んッ!……出、るッ……あッあッ…あああッ…!!」 それだけで俺は、 橘の手の中と自分の腹に、凄い勢いで白濁をぶちまけてしまった……

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