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真夜中の密事 27
「……じゃあ、もっと感じる体位でするか…」
「え……?!…ちょっ……んんッ!!」
俺の中に埋まったまま勢いよく抱き起こされ、気付いたら橘を跨る格好になっていた。
対面座位になり体位が変わり、更に深く突き刺さった橘のは俺を容赦なく快楽の波へと飲み込んでいく。
「……ああッ…あッ…」
橘の背中に回していた両腕を首へと回し直し、ふと視線が合うと、俺たちは自然と唇を寄せていった。
「………ふッ……んんッ…」
「……ッ…渚、……渚……」
キスの合間に零れる俺を呼ぶ声に反応するかのように、二人の肌の間で擦れる俺のはまた硬くなって、先走りとさっき出した白濁とが混ざって更にぬるぬるになっていく。
「……んんッ…はッ…あッ…」
お互いの舌を絡ませ呼吸もままならないくらい激しいキスを続けながら、下からより一層強く突き上げられれば、もう気持ちよ過ぎで何が何だかわからなくなってくる。
そして更に突き上げるスピードが加速した頃、橘の手が俺の服の中に入り込み、完全に勃ちきってる乳首を強めに摘まんできた。
「はッ……痛…いッ…ッ…ダメッ……イき…そッ…」
「………ッ……渚、舌…出して…」
「……はッ、ん……ッ…んんッ…」
イきそうになってる俺に舌を出せと言う橘の顔は欲情しきってて、至近距離で見てるだけでも下が疼いてしまう。
そんなこいつの要望通り舌を出すとそれを自分の舌を絡めながら吸い上げるように舐め回された。
口端から流れる唾液もお構い無しに夢中で舌を絡めていると、頭の中がふわふわとして宙に浮いているような感覚にさえなってくる。
「……ッ……オレの……舌……美味しいか?」
「んんッ……おい……ひ……ッ」
はぁはぁと必死に息継ぎしながらそう返事をすると中に埋まる橘のが更に質量を増す。
「はッ……ん……おっきッ……いッ……やだ……イッちゃう……ッ」
「いいよ、ここも弄ってやるから……イけッ……」
そのまま舌と乳首両方を一辺にさっきより強めに刺激された俺は絶頂まで登りつめ………
「あああッ…イくっ…!!…ッ……ゆ…────」
「………え……な、ぎさ?!……ッ……!!」
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