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運命の悪戯 24
なのに、また話を遮る奴が……
「おい、おまえらうるせーよ!昼寝出来ねーだろ!」
………は?誰だよ?!
つーか、こんなとこで昼寝するヤツって言ったら……
完全に話を中断された向井は、ポカーンとしてるし。
「………む、むかい?だ、大丈夫か?」
「………いったい…誰だよ。」
「たぶん………」
アイツだ。
「おまえらさーもうちっと静かにしてくんねー?」
いつの間にか俺たちの目の前に現れたのは、俺の苦手なアイツ。
「……先生、何やってんですか。」
「何って、昼寝と待ち合わせ。」
「待ち合わせ?!昼寝しながら待ち合わせですか?」
案の定、やっぱり望月だ。
こんなとこにいる奴なんて望月くらいしかいないだろ。
「待ち合わせしてるうちに寝ちまったんだよ。そしたら、なんかギャーギャー聞こえてきたからさ。」
「ギャーギャーなんて言ってません。」
「そう?おまえ、渚のこと必死にギャーギャー口説いてるのかと思ったから。」
「はぁ?!何言ってるんですか。口説いてるわけないじゃないですか……くだらない!」
すかさず、冷ややかに言い放つ向井の目は完全に敵意を露にしていてちょっと恐い。
「あのさ、二人とも……」
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