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4度目の正直 23
────橘…俺、ヤバいかも
………橘、……橘
「………やっ…め…ろ…んんッ…」
多分俺の首筋は噛み跡のようなキスマークが無数に付いているだろう。
それだけされているのに、俺はなんとか心の中で必死に橘の名前を繰り返していた。
だけど、意思とは反対に身体は熱が上昇していくように熱いし、自分の身体なのにわけがわからない。
それに向井の力が凄すぎてどうしても押し退けることが出来ない。
マジでどうしよう……
俺がテンパってる間も向井の手は止まらず俺の下半身や胸を触りまくってるし。
このまま、俺は親友に犯さ………
いやいや絶対にあってはならない。
絶対に流されちゃいけない。
でもこのままじゃ……
ぐるぐると頭の中でいろんな思考が飛び交う。
「……相原…なに百面相してんだよ……なんか、可愛いんだけど。」
「だだだだれのせいだと思ってんだよ!!つか、可愛いとか…やめろっ!!」
この状況を楽しんでいるのかいないのか向井は俺をからかうかのように可愛いを繰り返していた。
「可愛いもんは可愛いんだから仕方ないだろ。それに、俺もっと相原の可愛い声聞きたいからさ……“これ”やるよ。」
そして、今度は意味不明なことを口にすると俺を見下ろし不適な笑みを浮かべながらあるものを口にすると、それを口移しで俺の咥内へと…………
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