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第2話 躾け
――ドサッ
地下駐車場に停められた海外製の大型ハイエースに、少年の体が乱暴に投げ込まれた。
どう見ても高級クラスのこの車は、後部座席がコの字型のVIP仕様になっている。
「オラ……!琥珀 !テメーのせいで悪目立ちしちまったじゃねぇか」
5人の男たちが詰め寄る。
――琥珀 。それが少年の名前だ。
まだあどけなさが残る体は大人になりきれず、他の男たちと比べてもあまりに繊細だった。
「おれの……、外せッ!!外せよぉッ!」
「何吠 えてんだよ?!いい子にできねぇ犬には躾けが要 るよな?」
男たちは顔を見合わせてクスクスと笑った。
付近の施設に直結したこの駐車場は、利便性が良いため利用者が多い。
先程訪れた写真展の展示会場も、ここからほど近かった。
「あー、今んとこ周りに人気 はねぇな。んじゃ、遠慮なく遊んでやりますか」
「俺こいつで遊ぶの、さっきからずっと我慢してたぜ」
シートの上で、男たちがニヤニヤと笑いながら、琥珀の体を押さえつけた。華奢なその身は、いとも簡単に組み伏せられてしまう。
「せっかくチケット貰ったからアートってもんを楽しんでたのによォ」
男たちは琥珀のシャツを捲り上げ、ベルトを外した。慌てて身を屈め、小さくなろうとする体を力強くこじ開ける。
「まぁ、お前にとっちゃ野外調教だけどなぁ!」
一気に下着ごとズボンを下ろされ、男たちの前で下半身に着けられた貞操帯が露 わになった。
「……ッ放せ!いやだ!……ああ!!」
まだ未発達の体に装着 けられた、卑猥 な器具。鍵がついていて、自分で外すことはできない。
明らかに昂 りを見せる秘部を直視され、琥珀は羞恥に赤面した。
固定されたアナルプラグは、遠隔で作動するようになっていた。
先程の会場でも男たちが交代でリモコンを使い、琥珀の反応を楽しんでいたのだ。
繰り返される刺激に何度もイきかけたが、陰茎を締め上げる金具がそれを許さなかった。
自らの手で慰 めることができず、吐き出せない熱に悶 えた。
こんな状態で外出させられ、人混みの中を歩いたのだと思うと、自分が居た堪 れなくて仕方がない。
長時間の刺激に琥珀の集中力は限界だった。
疼 いて仕方のない熱が、今にも張り裂けそうだ。
「すぐ外したら、躾けになんねぇからな」
「ッ!!!そ、それ、いやだ……!」
男の取り出した物を見て、琥珀の体が恐怖に竦 んだ。
――バシンッ
鞭の音が、車内で勢いよく響いた。
「テメーのその、エロい尻 を今から可愛がってやる。さっさと四つん這いになれよ」
容赦なく叩かれて、琥珀は怖 ず怖 ずと従った。
男たちはタバコを吸いながら、まるで玩具 でも与えられたかのように、代わる代わる鞭を振るった。
「ヒッ、い、痛い!んあああ……!」
「琥珀 ぅ!おら!お前の好きなスパンキングだぞ。感じるだろ?」
叩かれる度、その振動がプラグに伝って中を刺激する。琥珀は喘ぎながら、終わらない痛みにひたすら耐えた。
男たちは、その小さく愛らしい尻が痛めつけられる様をニヤニヤと見下ろした。
「あーもうコッチが限界。しゃぶれよ」
男の1人が琥珀の頭を強引に掴 み、熱く激 った肉棒を口に無理矢理突め込んだ。
「ッあーーー、たまんね」
「ッうく……むぐうう……はッ……はあッ!」
男は小さな頭を鷲掴みにし、乱暴に揺さぶった。硬い肉をわざと喉奥へと突き上げて、涙目になる様子に欲情する。
「マジ可愛いんだけどこいつ。ぶっちゃけ女より良くね?男だから無茶苦茶できるしさぁ」
「ズリーぞ、早く代われよぉ!」
琥珀は息ができない苦しさに、何も言えずに涙を流した。
「全員を口でイかせたら、ご褒美に外してやる」
――頭が、クラクラする。
咥え始めてから、もうどれくらい経ったのだろう。
顎が……痛い。舌も、喉も、何もかも……。
吐き気が、止まらない。
男たちは、結局1人1回では飽き足らず、泣いて咽 せ返す琥珀に鞭を打ち、意識が遠のくまで咥 え込ませた。
琥珀の白い尻に、赤い痕 が痛々しく浮かび上がる。
口腔と同時に弄 ばれた乳首も、敏感になり過ぎて痛いほどに膨れていた。
男たちにされるがままに扱われても、琥珀自身の性器の熱は、未だ解放することを許されない。
疼いて疼いて、はち切れそうに辛い。
「おねが……、おねがい……とって」
琥珀はボロボロと涙を流し、男たちに縋 った。
その様子を見かね、ついに許可が降りた。
「ッ!わかったわかった、全員満足だよな?」
股間から貞操帯が外され、嵌っていたアナルプラグが徐々に引き抜かれる。
「……んあッ!ああああッッ!」
大きく身動 ろぐ琥珀の体を男たちが抱え直し、シートに座らせる。
強い力で両脚を割り開かれ、蜜を溢 して艶 かしく湿る性器が丸見えになった。
「見ててやるから、自分で扱 きな」
「ッ?!」
ニヤつく男たちの前で、自慰 することを強要される。
「後ろも弄りながらしろ。やらねーと、またお仕置きするぞ?」
琥珀の心は嫌悪感で一杯なのに、張り詰めた性器の熱が、理性を奪 い去った。
「ん……あああ……ッく……ふ……あッ、あッ、あああッ……!」
やっと手にした甘い快感に気絶しそうになり、見られていることも忘れて腰がいやらしく上下する。
「そうだ、イけ!イけ!」
「……ッく、はうッ、あ、んああああ!」
最後は嬌声 を上げて、男たちの腕の中で果てた。
痙攣 していた体の力がガクンと抜けて、琥珀の記憶はここで途切れた――
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