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酷使された穴は流れる血さえそのままだ。白い、柔らかな肌は激しい殴打で変色し、どす黒く腫れ上がった。ところどころ鞭で打たれた跡もあり、裂傷した個所さえある。
少しずつ薄汚くなるルトに消毒と言って、粘つく白濁と排尿を競うようにかけられたものだから、上品な絨毯からは異臭が漂った。
「臭ぇ。びっちゃびゃだなオイ。しょんべんかけすぎだろ。あとで使う身になれってんだ」
「お、萎えたか? 文句あんならすぐ代わってやるけど?」
「アホ、ワニ族舐めんな。いつでもフル勃起よ」
「だなーっ。ワニ族ってのは、ずーっとおっ勃ててやがる」
「絶倫って言え」
ゲラゲラ笑う獣人を横目に睨み、賭けに勝った獣人がぐったりするルトの細腰を掴みあげる。ワニ族というがジェヒューではない。体格のいい獣人は、おそらくジェヒューの親族か何か。
寝る間もなく代わる代わるいたぶられた、緩みきった穴に、猛る逸物がひと息にめりこんだ。
「ぅあ……っ、ハッ、ぃはっ、ふ、ぅぅ……っ」
「がばがばだな、使えねぇ。気合入れて、締めろってッ」
持ち上げられたルトの尻から豪快な破裂音が鳴り響く。ルトに挿入した獣人が容赦なく尻肉をひっぱたいた。腹底に響く痛みでルトの穴がきゅうきゅうと締まる。
逸物を絞り捻るような肉襞の動きに、気をよくしたワニ族は、連続して何回も激しく叩いた。突き出した尻は、赤く腫れ上がったかもしれない。感覚が少しずつすり減ってゆく。
「ぃあッ、イッ、ぅくっ、いぁ……ッ!」
「オラ、オラッ! もっと締めろ、首絞めんぞッ!」
「ひッ、ひぃっ、う、やぅぅっ、やあぁぁッ」
首を絞められるのは辛い。行為中に時々されるが本当に殺されそうになる。ルトの細い首など、獣人は片手でひねられる。
「おーおー、痛そぉ。真っ赤っかだ」
情け容赦ない責め苦にルトの身体がさらに引き攣る。獣人の多種多様な逸物でさんざん擦られ続けた粘膜は、ごぽごぽ煮詰まるような痛みしかない。それでもルトは獣人を満足させるため、必死に尻穴に力を入れた。
興に乗った獣人ががんがんと股間をぶつけてくる。ルトの小さな身体が、突かれるあまり激しさに宙へ浮いた。乾いた口からは、泣き叫ぶたびに粘つく唾液が糸を引く。
出這入りが激しい結合部では、動きにあわせ、びちょびちょとルトの中からいろんなものが飛び散った。
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