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 凶悪な玩具が視界に映り、怯えたルトは身を縮こませた。背後からがっしり掴まれて身を引けば、逸物が埋めこまれた結合部がぐっと重なる。腹奥で生暖かい濁流を感じ、ルトの腹が緩やかに盛り出た。 「あははっ、いっぱい出してもらえてるか。そしたら、零れないように詮をしてやろうな」 「い、いやぁ……っ、もうや、めて……っ」  どさりと音を立ててルトの身体が床に落ちる。長いあいだ掴まれた腕には生々しい痕が残り、痺れて力の入らない身体を動かして床を這う。ずるずる移動すれば、白液が線を引いて床を汚した。 「ほらほら、いろいろ垂れてるから。蓋しないと」 「ひぃぃっ、ひぅっ」  獣人はそう言いルトの足首を引っ掴む。どろどろの足を大きく左右に割り、仰向けにひっくり返すと手早く拘束具を嵌めた。両手は顔の横で固定され、手首から伸びた革紐が、白い太ももを縛る。股関節は左右に限界まで開き切り、足は山折りに拘束されて両足とも伸ばせかった。  短い革紐で手足を固定されごろごろと藻掻く。まるで生きただるまだ。開脚して閉じられなくなった汚れた尻に、歪な玩具がぐんぐん迫る。獣人の指先で簡単に押しつぶされた長大な玩具は、二つに折れ曲がった。 「がばがばだからな。一本だけじゃ、もう緩いだろ?」 「ぃぎ……ッ」  拡張されたルトの穴が二つの瘤を同時に飲みこんでいく。衝撃に、ルトの身体はすくみあがった。挿入を拒まれた獣人は苛立ちを隠さない。不機嫌そうに立ち上がれば、半分ほど押しこんだ玩具をがんと蹴飛ばした。 「ぁぐぅっ、ぃっ、んぐッ」 「挿入りすぎたか。奥に埋まって見えなくなっちまったな。まぁいいや。俺たちが賭けてるあいだは、それで遊んでて」 「ぃあ…うぅ…ッ」  根元まで埋められた玩具がルトの腹の中で戻ろうと、狭い腸壁を内側から強烈に引き伸ばした。どろどろに濡れた肉襞を、異なる突起が左右から圧迫する。手足を伸ばせず、両足を大きく開き、じたばた足掻くと首の枷が締まった。  固定された体勢が辛い。腹の奥を押し拡げる玩具を出して欲しくて、立ち去る大柄な背をルトの視界が追う。遠く映った視界の隅をかすめた窓の外は、憎々しいほど青空だった。 「まだいたのかてめぇら。いつまでヤってんだ。まぁた泊まる気かぁ?」 「お帰りー、楽しませてもらってるよ」

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