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横柄な物言いに、飛んだ意識を浮上させた。いつの間にか青い空は夜を迎えたようだ。拘束具も外されている。ぽっかり開いたルトの穴には玩具もない。だがここにきて、腹の子の父親が宮殿に戻った。
ルトに目を向けたジェヒューは顔をしかめ、一日中酷使されたルトを機嫌悪く蹴飛ばす。丸く膨れたルトの腹がごろごろと転がった。
「くっせぇな、クソ。てめぇら、またこれでしょんべんしやがったな。ったくよぉ。中ですんなって何べんいやぁわかんだ? 上から飲ませろ。てめぇらのきったねぇ肥溜めになった穴に突っこむ、俺の息子の身になれ」
「待て待てっ。そういうと思って、今日はちゃんと外にかけて遊んだんだって!」
嗜虐性癖の強いジェヒューは、ルトの近くにいた仲間の襟首を掴みあげる。殴られそうになった獣人が慌てて弁解した。ふんとジェヒューが鼻を鳴らして仲間を開放する。眉を吊り上げて、転がるルトの片足を持ち上げ逆さ吊りにした。
「く、ふ……っ」
「は、すっげぇボテ腹。何が詰まってんだかよ」
逆さになったせいでルトの腹に出された大量の精液が、どろどろと胃へ流れ出す。体内で移動する他人の粘液が重苦しくて腹の中が気持ち悪い。頭に血が上るのに、ルトの顔は青白んだ。
ジェヒューはルトの身体をいったん落とし、観衆のなか猛った股間をさらけ出した。いろんな粘液を垂れ流すルトの中に、いきり立つ男根を突き刺す。悲鳴さえ出ず、小さく跳ねたルトの足首が再び掴まれた。
白い片足を大きく広げられ、挿入したままルトの身体を横向きにされる。力任せに右足の太ももを持ちあげられ、ぶらぶら投げ出した足を荷物みたいに担がれた。横向きで大きく広がった股の間に、ジェヒューの体躯が滑りこむ。互いの恥部を交差させ、難なく逸物を深く埋めたジェヒューが、股間を押しつけながら立ち上がった。
「ぁひ、っ、イっ、ぃっ、ぁふっ……っ」
ルトの両足は開かされたままだ。大小の体躯が絡まり、小さな上半身はジェヒューの足の間に収まってしまった。ジェヒューの股間とルトの股間が、十字の形に衝突した。逆さに担がれた、白い右足を抱えて固定され、そのままぐりぐりと互いの股間を擦り合わせる。
ルトの股の上に座りこむ体勢で、ジェヒューは真上から体格のいい股間をがごっと打ちつけた。
放置された左の股関節がだらりと力を失くし限界まで広がる。持ち上がる足の位置をずらされて、挿入の角度を腹の中で何度も変えられた。体格差のせいでジェヒューが仁王立ちすれば、ルトの小さな肉体は腕もだらりと下がり、不格好な逆立ちをしたようになる。
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