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第130話

side 九流 イライラする 大事にしてやりたいのに 優しくしてやりたいのに ざくろの目に見えない線引きが自分を拒否しているようでイライラした 細田の報告書で自分の気持ちもナーバスになっていて混乱もする。 甘えろよ 俺には何でも言え 俺が呆れて根を上げるぐらいワガママ言ってみろ 申し訳なさそうにレモンティーを飲むざくろに九流は舌打ちする。 そんな顔させたくて出したわけじゃない 美味しいと笑って欲しかったんだ 自分が良かれと思ってする全ての行動はざくろを困った顔にさせることが多くて九流は悲しかった。 ざくろが隔てる見えない壁を砕きたい どうしたらいい? どうしたら・・・・ 「ざくろ・・・・。やっぱり俺ら付き合おう」 side 九流 終わり

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