「んっ・・・、はぁ・・・っ・・」 服を全て脱がされ、あらゆる場所へ口付けしてくる九流に顔を赤くして身を捩る。 先輩と幸せになりたい・・・ まだ信じていいのか分からないけど、今のこの瞬間だけは九流を信じたくて不安が募るたびに抱きついた。 「お前、またネガティブになってるだろ？」 抱きしめ、キスを返されて自分の心の中を読まれていることに驚いた。 「まぁ、今までになかった感情やら対応やらで慣れてねぇだけだ。俺が一から全部教えてやるよ」 「教える？」 「ああ。俺のもんになるって事がどういう事かをキッチリ心と体に刻んでってやる」 不敵に笑うその姿があまりにかっこよくてざくろは見惚れてしまった。 「ざくろ、愛してる・・・」 「ヒッ、ャアァ・・・ぁ、んっ・・・・せ、せんぱ・・・、むりぃ・・・むりぃーーーッ」 体をうつ伏せにして腰を高く掲げると、ざくろの後孔へ顔を埋めて舌と指を二本捩込ませた九流は前立腺を何度も押潰す動作を繰り返した。 額をベッドへ押し付けて涙と涎を垂らし、悲鳴に似た喘ぎ声を叫び続けるざくろはひたすら九流の許しが出るのを体を震わせ待っていた。 ー 俺がいいと言うまで射精するな ー 九流からの命令に必死に達しないように両手で自分のものをキツく握りしめるものの、手の中のものは既にぐちゃぐちゃで一秒でも早く解放をねだっている。 「イきた・・・、イきたいですっ・・・」 頭をベッドへ擦り付けながら懇願するが九流から返ってきた言葉は無情なものだった。 「勝手に出したら今日は抱いてやらねぇからな」 「ぅ・・・やだぁ・・・・、抱いて・・・ほしぃ・・」 後ろの蕾をキュウキュウ収縮させながら涙を流し、震える肩越しに訴えると中に入れた指をグチュグチュと音を立てて掻き混ぜる。 「い、挿れてぇ・・・もうっ、もうやだあぁァーーー」 半狂乱に泣き喚き出すざくろの肩を引っ張り、仰向けに転がすと指を引き抜いて両足を大きく腕で担ぎ、自身のものを赤く熟れた蕾へ押しつける。 「は、やくぅ・・・早くぅ・・・・」 押し付けるだけで中へ挿れてくれない九流に腰を揺らして懇願するとスッと目を細め見据えられた。