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第146話

「こっちが、みほ!」 茶髪の長い髪を一つに高く結んで水玉模様のオールインワンのサテン生地で出来た洋服を着た元気っ子スタイルの女の子はあきらの紹介で手を挙げた。 「そんで、こっちが千秋!」 同じく茶髪で、頭の上で団子にして白いティーシャツにデニムのミニスカを履いたカジュアルな女の子は紹介されるとぺこりと頭を下げた。 「はじめまして、ざくろです。いつも妹がお世話になってます。ありがとうございます」 あきらの友達を見るのは初めてで二人共感じが良さそうな子達に安心する。 皆んなでカラオケボックスに来ていて人目がない場所で赤裸々にガールズトークをすることになっているのだが、みほがうっとりした顔で携帯電話をざくろへ向けてカシャッと写真を撮り始めた。 「超可愛い〜。やっばぁーい!見惚れる〜」 シャッター音に気付くと、注文したオレンジジュースを飲んでいたざくろは青ざめて席を立った。 「もしかして、写真撮った!?」 「うん。動画も撮ってます〜」 「えぇ!や、止めてよっ!!こんな姿の撮んないで!!」 「えー!?可愛いですよー!素敵〜」 デレデレしながらみほが撮り続けているとあきらと千秋も携帯電話を取り出してシャッターを切り始めた。 「私も撮ろう!」 「私も、私も〜」 「あ、あきらまで!?止めてよ!」 顔を真っ赤にして慌てふためくざくろを満足するまで写真と動画を三人は撮ると、電話を直して本題へと入っていった。 「さてと!みほと千秋にも相談に乗って貰いたいんどけど・・・」 あきらは九流の性格、思考を二人に事細かく告げた。 そして、甘え方、ワガママの振る舞い方、男がとりあえず喜びそうな仕草や言葉を相談していく。 みほも千秋も真面目にそれらを聞いてから、少し考えて色々な意見を出してくれた。 最終的に出された答えは、オーバーリアクションと派手なスキンシップ、そして現実的にギリギリに可能な難易度高めの要求1つと誰にでも出来そうな難易度の低い要求を5つほど用意する様アドバイスを受けた。

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