「せんぱ・・・い、先輩っ・・・ふぁ・・・アァア・・・」 九流から与えられる快感に体を震わせるざくろは全ての衣服を剥ぎ取られた。 九流的には、白のワンピースを着せたまま天使の如く可愛い姿のまま優しく抱きたかったのだが、いかんせん自我を保てる自身がなくて結果、服を脱がせた。 「せ、先輩・・・、早くっ・・・もぅ・・」 まだおざなりにしか慣らしていないのにざくろは気を急くように九流に哀願する。 どこか不安そうに瞳を揺らして自分に取り入ってくるような視線を向けるざくろを不思議に思いながら、後孔をグチャグチャと指で掻き回しながら聞いた。 「どうした？何が不安なんだよ？」 優しい声色にざくろの目尻に溜まっていた涙が流れた。 「ふっ・・・ンンッ、あっ・・・す、好き・・・好きです・・・・・アッ・・」 前立腺を指で掠められ、ざくろの体がしなる。 「俺も好きでおかしくなりそうだ」 愛おしいと九流がキスを落とすと、ざくろは新たな涙を流して懇願した。 「・・・す、捨てないでぇ、なんでもするから・・・、側にいたいです・・」 切実なその台詞に九流は驚いたあと、甘く優しい瞳から怒りを伴う厳しい瞳に変わり、眉間に皺を寄せてざくろをベッドへ乱暴に押さえつけた。 「ゆ、許してぇ・・・ひっ、イくぅ・・・・ハァぁあーーーーッ、だめぇ・・・っ」 根元をキツく握り締められながら足を広げられ、ざくろは自身をベトベトになるまで舐め上げられて深く口に含んで扱かれた。 「あっはぁァァん・・・、イクっ・・イっちゃうぅッ・・・」 九流の頭を退けようと押し返すも更に深く咥え込まれ、裏筋へ舌を這わせられる。 それと同時に前立腺を三本の指で押し上げられて、苦しく喘ぐ声が漏れた。 「・・はぁ、ッンア、くぅ・・・・」 快感に打ち震える自分を意地悪く笑って見下ろす九流は残酷な言葉を告げてくる。 「今日は出さずに何回イケるか試すか？」 グチュッとローションの水音を鳴らして、後孔へ挿れた指で前立腺を突くように出し入れされて、ざくろは目の前に火花を散らし、泣き叫んだ。 「ヒッ、ァアァッ、イッ・・・イくっ、アッあぁぅっ・・・出したぃーーー、アッアッアッ・・・だめぇぇ、ダメェァアーーーーッ」 びくんびくんっと腰を跳ねさせて顎を逸らし、結局出す事が叶わず達っしたざくろは九流の指をギュウギュウ締め付けた。 達したことで中が痙攣を起こし、その締め付けに九流は熱い息を吐いた。