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無限の快楽
少年は貫かれ、悲鳴をあげた。
あまりにも大きくて。
だが確かに、「苦痛の方が楽」だった
こちらの方が耐えられた。
巨大なモノが奥まで入るのを、少年は涙を流しながら耐えた。
「えらいな。頑張った」
調教師は頭を撫でて褒めた。
「痛い方が耐えられる、だろ?だが、お前の身体は素晴らしいから、後ろをでもすぐ気持ちよくなれる」
調教師の声は優しく、少年はその優しさに縋り付きそうになる。
自分を背後から串刺しにしている男に。
でも調教師は動かなかった。
奥まで収めたまま、動く代わりに、女の穴へと指を沈めて、ゆっくりと指の方を動かしていく。
女の穴の、感じておかしくなった場所を指で優しく撫でられた時、信じられないことが起こった。
ソコが感じるのはもう知ってた。
後ろで貫かれている痛みの中でも、前の穴は快感を得れるそれはわかってた。
でも、それだけではすまなかった。
目いっぱい広げられ、痛いだけの後ろの穴が勝手に蠢いたのだ。
「あっ・・・」
快楽よりも驚きが先に来た。
「お前の身体は素晴らしい。そう、こういう風に女の穴を弄ってやると・・・」
調教師はそう少年の耳にささやいた。
その吐息にさえ、少年は身体をふるわせた。
だが、そのあいだにもいやらしく女の穴の感じる場所を擦られると、それに感じるだけじゃなく、その快感が後ろの穴へと伝わっていく。
女の穴を虐められると後ろの穴が悦んだ。
痛いだけのはずだったのに、後ろの穴は調教師の巨大なペニスを欲しがるように絡みつく。
キュンキュンと 収縮して、ペニスを味わう初めての感覚に少年は混乱して泣き叫ぶ。
「いひぃいいぃい!!!!」
また少年は快感を叩きつけられる。
貫かれる痛みが快感に起き変わった瞬間が、少年には恐怖でしかなかった。
「普通は時間がかかる。後ろでするのを快楽にするのはな。薬や暗示を最初は使うことが多い。でもお前には薬を使う必要はない。ほら、もう気持ちいいだろ?お前はこれが好きになる」
調教師はゆっくりと後ろの穴の中で動き始めた。
慣れない穴はひきつれたが、でもそれすら少年には快楽に置き換わると知っていた。
「何いいい・・・なんでえええ・・いやぁ!!!」
少年は貫かれた穴を軸にして動く。
からだをくねらせ、尻を振る。
それが欲しがる動きだとも知りもしないで。
ヒィヒィ泣き、呼吸を荒げ、涙も涎も垂れ流し、 なきさけぶ。
「止めてぇ・・・怖いいい、ひぃぃい・・・!!」
鮮烈すぎる快感に少年は怯えた。
だが許してはもらえなかった。
「お前は前で感じたら後ろで悦べる。後ろで感じても前で。そして同時にペニスでも、だ」
少年の女の穴をかきまぜながら、ペニスをも扱き、緩やかに後ろの穴で楽しむように調教師は腰を動かした。
ペニスが、女の部分のクリトリスと共鳴してた。
前の穴への指の動きが後ろの前立腺に響いていた。
後ろの穴で深くまでゆっくり動かれる動きが、女の穴の奥を焼きつかせる。
何もかもが共鳴していた。
全部が気持ちいい。
「いひぃ!!、ひぎぃ!!」
少年は白目を剥いた。
射精し、女の穴から潮を吹き、後しろの穴がうねっていた。
「そして、それを客はお前の中で感じる。素晴らしい。私でさえ、耐えるのが難しい程だ」
珍しく調教師は、苦しそうに顔を、歪めて言った。
少年の穴は後ろの穴でありながら、女の穴のようでもあった。
自分が感じる全てをこちらに送り届けてくる、こんな穴ははじめてだった。
「素晴らしい身体だ。さあ、もう少し激しくしよう。もう、後ろだけで、女の穴でも、男の部分でもイケるだろ?」
調教師は、激しく突き上げ始めた。
後ろの穴だけを責められた。
でも、もう触れてなかったのに、少年は女の穴も突かれているように感じた。
ペニスからはもう出なかったけれど、射精感を送り込んできた。
出ないからこそ、止まらない射精の感覚を。
少年の全身が激しく痙攣し、止まらない叫びは高くなる。
とうとう奥で放たれた時、少年は自分が真っ白に焼き尽くされたかとおもった。
「おか、しく、な・・る」
少年はそう言って、気を失った。
「この私から搾りとりやがった。初めてで」
調教師が苦笑いをしたのは、少年は知らなかった。
「悪魔のような身体だ。無限の快楽がこの身体にはある」
調教師は喜んだ。
きっと。
たくさんの男を破滅させるだろう。
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