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「わぁぁ!ごめんごめん、大丈夫だよ今でも。しまうから。って、翠が嫌ならまた今度でもいいし…。いてっ!」
慌てた光輝兄さんは、ズボンのチャックに毛だかおちんちんだか挟めたみたいで痛そうだった。
こんな大人は怖くない。それよりまた蒼の所に行かないようにしなくちゃ。俺が蒼を守らなくちゃ…。
「光輝お兄さん!大丈夫ですか?痛そうですね…」
隣に座って、光輝兄さんがチャックに挟めたソレを擦ってあげた。
「痛いの痛いの飛んでけー 」
蒼はコレを口に咥えさせられたんだな。頬に傷を作って、脅されて、可哀想に……。
痛いの痛いの飛んでけはやり過ぎたかな。そこまで小さな子どもじゃないって分かってるか。擦りながらチラッと顔を上げて光輝兄さんの顔を覗いてみると、兄さんは顔を真っ赤にして口元に片手をあて、手は微かに震えてた。もしかして嬉しがってるんじゃない?やっぱりこの人が俺の事全身見てる気がしてたの気のせいじゃなかったんだ。
「痛かったね。大丈夫?」
おちんちんに話しかけてみた。
「い、痛かったけど、翠が痛いの飛んでけしてくれたから大丈夫」
光輝兄さんが答えた。バカみたいだなこの人。
「痛いの飛んでったんだねー。良かったね」
今度はしっかり掴んで先っちょの辺りを手のひらで撫でてあげた。お義父さんにこうされると、嫌なのに堪らなく気持ちいい時がある。兄さんも案の定気持ちいい時みたいで「うっ…」って声が聞こえた。
「光輝お兄さん……なんかぼくもちんちんが痛い気がしてきちゃった……」
兄さんのを掴んでた方の手を離して、自分の股間をおさえてモジモジしてみせた。ぼくが履いてるのは、お義父さんが履かせてくれた短い半ズボン。
パンツがギリギリ隠れる程度の短さで、こんなのどこで見つけてくるんだろうという感じの服だ。足をモジモジしてみせれば、たくさん出てる素足が膝と膝を擦り合わせてるのがよく見えている。
光輝兄さんがゴクリと唾を飲み込む音がした。蒼の所には絶対に行かせない。
「お兄ちゃん…て呼んでもいいですか?」
兄さんを見上げて恥ずかしそうに言う。ゴクリ。また聞こえた。
「も、もちろんだよ翠。可愛いなぁ翠は。どれ、お兄ちゃんが痛いの飛んでけしてあげよう」
こんなの平気。お義父さんにもされてる。
この人が、蒼のとこにまた行って同じことをするって考えたら、俺がこの人に触られる方がずっとマシ。
震える手が俺のズボンのチャックを下げてきた。「少しお尻浮かせられる?」
「こう?」
ツルンと、ズボンが太ももまで下がって、絨毯にお尻がついた。
「あっ…あはぁぁ、可愛い…可愛いよ翠」
「ひゃんっ、」
光輝兄さんの手がお臍の辺りを撫でたから、大袈裟に声を出した。
「恥ずかしいのかい?大丈夫。兄弟はこうやって遊んだりもするんだよ」
「そうなの?」
「そうだよ。翠は今まで兄弟いなかったから知らないよね。大丈夫。お兄ちゃんとこうやってこれからも遊ぼうな」
「うん。お兄ちゃん、嬉しい」
「さっ、翠の痛いところ、お兄ちゃんが撫でてあげるからな……」
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