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第4話(3)

 大きく仰け反って悲鳴のような獣の声を出す喉を見つめる。 「まだまだこれから」  根本を締め付けたまま肌をぶつけるほど叩きつけると、筋肉の盛り上がった腹筋が波打った。 「あっ!あぁっ!!サ……ぐぅっ!!」  涎を垂らして思いっきり眉を寄せたその顔をもっともっと歪めたい。  中に仕込んであったローションと分泌された腸液が突き立てる度にずちょぐちょと音を立てる。 「イクッ!!サク!あぁっ!!イキたいっ!!……くぁっ!……頼むからっ!!」  叫び過ぎて掠れた声で必死に懇願するナル。  口元に弧を描いて更に激しく腰をぶつけた。  ナルの足にもグッと力が入って足先もシーツを掴む。 「いいよ。イっても」  深く抉りながら根本を解放すると、ガクガク震えながらナルが勢い良く白濁を吐き出した。  僕もそのまま更に数回腰を動かして欲を弾けさせる。 「ヤベ……動けねぇし」  ハァハァ肩で息をしながら目元を拭うナルの中に挿れたまま顔を近づけた。 「このまま抜かないでヤろうか?」 「死ぬわ」 「トばしてあげるよ?」  笑う僕の髪をナルは指を差し込んでぼんやりと見てくる。 「敵わねぇな。お前には」 「楽しいでしょ?」  微笑むと、ナルはベッドに身体を投げ出して息を弾ませながら笑った。

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