73 / 255
第9話(6)
「え?」
グッと力の入る体を左腕と足で押さえつけつつ、入り口を撫でてくにくにとその孔の周りを解す。
丹念にその皺を伸ばしながら酔って力の入り切らない身体を押さえた。
達したばかりでまだ弛緩していた身体は余計に思考もぼやけてうまく動かないらしい。
「大丈ー夫!すぐに気持ちよくなるよ?」
口の中に唾液を溜めて秘孔に垂らしながらゆっくりとその白濁にまみれた人差し指を侵入させる。
「ひっ!!」
一瞬目を見開いて眉を寄せた店長は初めての異物の侵入に戸惑いや恐怖でも感じたのか腰を引いて逃げようとした。
第1関節まで挿れた指を引き抜いて店長をうつ伏せにすると押さえて尻を突き出させる。
「待っ!なっ!!」
何とか抵抗しようとするそれを押さえて尻を左右に割りながら後孔に舌を這わせた。
キュッと閉じた入り口を舌先で突つき皺を1本ずつなぞるように丁寧に動かす。前に手を回して今は垂れている竿を握りながら孔を舌先でゆるゆるとこじ開けた。
「ひっ!ちょっ!!な、何?」
混乱したような声を聞きつつ辛抱強く孔を舐め回すと、前も反応をし始めて孔もいくぶん力が抜けた気がする。
硬度を増しながら先走りを溢すその蜜でクチュクチュ言い始めると、前に回していた手を替えて唾液にまみれた孔に再び指を侵入させた。
ともだちにシェアしよう!