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第10話(4)

「なっ!!」  ビクッと跳ねて身体を硬直させる店長を見て笑えてくる。 「本当、顔に似合わずかわいい反応しますよね!」 「何言っ……うぁっ!!」  腰をホールドしてそのまま店長の前に手を滑らせると、店長は慌ててその手を外そうとしてきた。  上下に扱くことはできないが、たまたま動かせた親指でその浮き出ている筋をなぞるようにするとその屹立は少し硬度を上げる。 「な、なん……」  両手で防いでこないのは片腕は浴室の壁に付いて転ばないように耐えているから。 「本当なら一緒に擦り合わせてみたいところですけどさすがにこの身長差では届かないし、片手では店長のだけで手いっぱいなんで……」  言いながらどんな抵抗なのかしっかりと閉じていたその腿に僕は昂りを押し付けた。 「バッ!待て!お前っ!!」 「いい加減限界なんで……ちょっと貸して下さい」  慌てる店長を無視して昨日からお預けのモノを挟んでもらおうと動かす。  その間も前は刺激を繰り返していたからか、すぐに敏感らしい店長はシャワー脇の手すりに両手でしがみついて何とかバランスを保った。  店長の手が邪魔しなくなって既に硬度のある竿を上下に扱き始めると、店長は歯を食い縛って壁に頭をつけながら膝より下の足が少し開く。  それで高さもちょうどよくなって僕は後ろからその太腿の隙間に自身を滑り込ませた。

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